いつもお読みいただきありがとうございます。
今回も旦那所有の参考書を勝手に拝借して挑戦致しました。
前回までの級よりも問題数も増え、分度器を使う場面も。
- 算数検定8級の範囲と傾向
- 大人の私が実際に解いてみた感想
この記事では私が算数検定の過去問を解いていきますが、実際に試験を受けるわけではないので試験会場の雰囲気などは紹介できません。
算数検定とは
数やかたち、統計などの基本的な技能の測定を目的としており、一般に1~5級を数学検定、6~11級を算数検定と言います。
実用数学技能検定(数学検定・算数検定)は算数・数学の実用的な技能を測り、論理構成力をみる記述式の検定です。文部科学省が後援しています。
日本数学検定協会 公式サイトより引用
受験資格
特になし!!
それぞれの級にあった児童・生徒は勿論、進学などを前に基礎をしっかり復習したい学生、普段の生活に役立てたい社会人の方も受験OKです。
ちなみに実際に受験した旦那は、30人程度の子どもの中に自分含め大人が2人いた、という事でした。
階級の構成 受験料や問題数など
階級 | 検定時間 | 出題数 | 受験料 |
---|---|---|---|
6級 | 50分 | 30問 | 2,200円 |
7級 | |||
8級 | |||
9級 | 40分 | 20問 | 1,700円 |
10級 | |||
11級 |
『算数検定』の範囲では8級から上級生に分類されるため、問題数や受験料も若干上に設定されています。
『算数検定8級』で勉強する範囲
小4といえば私が秋田に転校してきた年です。秋田は全国的に教育水準が高いのでビビりながらの転入でした。
11級 | 10級 | 9級 | 8級 | 7級 | 6級 |
小学1年生 | 小学2年生 | 小学3年生 | 小学4年生 | 小学5年生 | 小学6年生 |
基本的には計算や図形・データ読み取りの問題が多いのはこれまでと同じです。
他、三角形・四角形の特性や角の問題が加わり、分度器が必須となっています。
計算より図形の方が得意なので私的には楽しかったです。
利用した参考書&問題集
旦那の私物。
コロナ禍では、学校へ行けない子供たちやきちんと勉強させたい大人たちの需要が高く品薄状態でしたが、現在は在庫も揃っているかと思います。
テキスト | 範囲 | 特徴 |
要点整理 |
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過去問題集 |
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どちらのテキストも回答と解説が巻末に冊子としてついており取り外し可能です。
要点整理について
上記、『数と計算』~『特有問題』の5章から成り、詳しい解説と例題を紹介。
『基本』『応用』『発展』とレベル別に問題を掲載していて、しかも回答もそのまま記載。
理解を深めた後、回答を隠した『練習問題』に挑めるようになっております。
『基本問題』~『練習問題』まで、重要項目には”重要”マークがあり勉強の目安となっています。
ちな特有問題とは算数検定で出題される特有の問題です。
この章に関しては解説は無く練習問題のみ!!
と算数の本質や解き方を理解するための問題といったところです。
過去問について
過去6回分の試験問題が記載されています。
問題用紙・解答用紙とページが分かれている為、実際に書き込まなくても繰り返し使えるのが嬉しいところ。
また、巻末の回答冊子は『模範解答』という解答のみが記載されているページと、『解答と解説』という要点整理にあるようなきちんとした解説付きのページがあります。
私の様にもういい大人で解説要らない人には嬉しい別れ方。
実際に挑戦してみた
ていうか、基本的には満点なのですが、分度器を持っていない為、角度を測る問題が未解答でしたorz
今まで様にイラストなんて無く、あるのは円や球の図形、表などです。
戸惑ったのは単位の変換。aやhaなんて普段使わないから小学生井問題なのにあれ??みたいなwwwww
初めに要点整理を読んでいなかったら間違ったかもしれまえん。
また、点数配分について。
9級以降は満点だったので特に気にしていませんでしたが、今回は未解答に付き満点で無かった部分の採点はどうなるのか?
問題または解答欄に点数配分が無いため、正確な採点が出来ません。
公式サイトでも特に触れられてはいない模様。
合格基準が全問題の70%程度となっている為、合格点も曖昧です。
なので、全体的にまんべんなく学習していくことが大切です。
まとめ
- 算数検定は主に小学生向けの算数の技能を図るための検定です
- 8級は小学校4年生向けですが何歳でも受験可能
- 毎回ではありませんが角を図る問題が出題されることが多いため分度器は必須
いかがでしたか。今回は久々に算数検定に挑戦致しました。
8級は秋田に居る時に手を付けていましたが、久々すぎて範囲重複しましたが勉強しなおしてからの過去問挑戦です。
コロナも全盛期よりは落ち着いてきましたが、東京は緊急事態宣言が再び発令されるなどまだまだ予断を許さない状況です。
以前よりは学校に行けない!!という子供も減ったとは思いますが、依然、自宅での学習の重要性は増す一方。
きちんとした学習対策、また子供に教えていくために大人が読んでも良いし、私みたいに小なしでも丁度いい気分転換になります。
暇な方は是非挑戦してみては。