GW最終日に友人のお店で飲んでたのですが、山菜が余っているというので分けてもらいました。タラの芽とコシアブラです。翌日はお店がお休みで使わないうえ、休み中にまた採ってくるらしく、『ちょっと育っちゃってるけど………。』って言ってましたがありがたく頂いてきました(*´▽`*)
今回は、コシアブラの方の紹介だよ!!タラの芽の方は後日紹介するね。
コシアブラとは?!
という私はコシアブラ初心者です。家に帰って包みを開けて見てもやっぱりよく分かりませんでした。形状からタラの芽っぽいな~という感じです。
以下ググってみて分かったことまとめです。
- ウコギ科ウコギ属の落葉高木
- 春の新芽を食用にする←イマココ
なお、同じウコギ科にタラの芽やウドがあり、どちらも有名な山菜ですね!!
コシアブラの木は7~10m、大きければ20mほどあり、8~9月に花を咲かせます。晩秋には花も葉っぱも全部落として裸に。
そして春にまた新芽をつける←これを食べます。
ちな、北海道~九州まで広く分布しているそうです。…知らなかった。
食べ方や保存方法は??
葉っぱの柄が広がる前の物を食べます。芽をつけたばっかりの筆状のもの(図の左)が最良らしいです。
私が頂いたのは図の右の方で若干育ってますが柄がひらいてないのでセフセフ。匂いはTHE山菜っていう感じです。
あく抜きをしよう
山菜はあくが強いので、抜かないとただの苦い草です。
塩水を沸騰させて2~3分くらい茹でて冷水に落とします。他の山菜と同じ手順ですね☆彡
(冷凍保存する場合は茹で時間を短くする。)
実際に食べてみよう
という訳で、材料のみの記載で分量は省いています。参考にしてくれた人はあとは感でやってねwwwww
炊き込みご飯

●米
●油揚げ
●きのことか人参とかの野菜
●コシアブラ
●醤油
●砂糖
●みりん
●酒
●だし汁
- といだお米に調味料とだし汁を入れる(水でも良い)。
- 焚く→完成!!
お浸し

●コシアブラ
●いとがき
●醤油かポン酢
- 塩水で湯がく→完成!!
ちょっと育ってて苦味が出てきてたのであまり美味しくなかったよ!!(後悔)
煮物の青みに
今回はヒジキ煮の青みにしました。
●ひじき
●コシアブラ
●塩
●人参とか油揚げとか鶏肉とかヒジキ煮に入れるやつ
●だし汁
●油
●醤油
●砂糖
●みりん
●酒
- 水で戻した乾燥ヒジキを油で炒める
- 他の具材も一緒に炒めます
- 出汁と塩以外の調味料を加えて落し蓋をして煮ます(適当に味を調整)
- 塩水で茹でたコシアブラを冷水でしめて刻んで最後に加えます←完成
※青みでつかう場合は一緒に煮込むと色が飛ぶので最後に飾り程度にいれてね。
ハンバーグ

●ひき肉
●コシアブラ
●卵
●牛乳
●パン粉
●玉ねぎ、エノキ
●塩、コショウ、ナツメグなど
- ひき肉に塩を入れて粘り気がでるまでこねる
- 牛乳に浸したパン粉とかさ増しの野菜とあく抜きしたコシアブラとかつなぎの卵とか全部投入
- こねて形成して空気を抜く
- 焼く←完成
照り焼きソース作ってかけました。うまい(*´▽`*)
でもコシアブラ料理っていうより消費するために無理矢理入れました感が半端ないです。
南蛮漬け
今回はほっけを使用しました。安売りって大好き♡
●ほっけ
●コシアブラ
●塩
●ネギとか人参とか豆苗の野菜
●片栗粉
●醤油
●酢
●酒
●みりん
●出汁
●レモン
- 出汁に醤油、酢、酒、みりんを入れて加熱
- ①に細くカットした野菜とあく抜きしたコシアブラを浸す
- 食べやすい大きさにカットしたほっけに片栗粉をまぶして焼く
- 皮をはがしてさらに焼く
- ほっけのうえにさっき作ったマリネをしいて、汁もIN
- レモンを加えて味がなじむまでおく←完成
肉味噌

●コシアブラ
●玉ねぎ
●ひき肉
●味噌
●酒
●醤油
●砂糖
- 玉ねぎとひき肉を炒める
- ①の酒と水をいれて煮込む
- あく抜きして刻んだコシアブラを投入
- 水気が飛んだら残りの調味料を入れてなじませる←完成
香りを残したいのでコシアブラを後から入れましたが気にしない人は最初から玉ねぎと一緒にコシアブラを炒めてもOK!!
炒飯
紹介しなくてもいいような気がするけど作っちゃったので折角だから載せた一品。
●米
●卵
●コシアブラ
●玉ねぎ
●カルパス
●塩、コショウ
●醤油
●ごま油
- ご飯に溶き卵と投入してしっかり混ぜたやつをフライパンにIN
- さっと炒めてからのこりの具材を入れます
- 塩コショウ、醤油、最後にごま油で味付けします←完成
なんか賞味期限切れのカルパスをどうにか使い切りたくて何となくつくりました。肉はハムでもベーコンでもチャーシューでも好きなものをどうぞ。
いかがでしたか。以上、やす田の何となく作ってみたよシリーズでしたwww
まとめ
- コシアブラは樹木の新芽を食用とした山菜である
- 葉の柄が開く前(夏ころ)までが食べごろ
- ですが、新芽の筆状のものが最も良い
- 育つにつれて苦味がでる
- 香りのよい山菜なので新鮮なうちにたべること
コシアブラってなんやねん状態でしたが、頂いてから初めて調理したり食べたりして楽しかったです。
食べ方としては天ぷらがベターのようで、その場合はあく抜きは要らないです。
既に新芽!!という状態ではありませんが、まだまだ収穫できるので興味のある方は是非、山に行ってみてはいかがでしょうか。