いつもお読みいただきありがとうございます。
今回も夫の本棚から勝手に拝借した書籍の紹介を致します。
珍しく物語ですが、史実を元にした経済歴史小説ということです。
出光興産の創業者・出光佐三氏をモデルにした小説で、上下巻があり、今回はその上巻について書かせて頂きます✎
現在まで続く石油精製・石油化学品の製造などを手掛ける会社ですが、こんな感じで戦後を切り抜けたのか・・・という事や、単純に”太平洋戦争と石油”の関係だったり、ただの読み物というよりは、経済書のような感じで読めました。
とは言っても、受け取り方は人それぞれなので、興味のある方は是非当記事を参考にして頂けると幸いです。
- 『海賊と呼ばれた男㊤』の概要
- 実際に読んでみた感想
- オススメしたい人
著者:百田尚樹さんについて
人気番組『探偵ナイトスクープ』の構成を担当するなどした放送作家を経て、2006年に小説化してデビュー。
デビュー作『永遠の0』は映画も大人気の作品です。その後も『ボックス』『風の中のマリア』などヒット作多数。
2019年に小説家を引退宣言。
2023年に日本保守党を結成し代表に就任。現在に至ります。
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主な著書
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カエルの楽園 (新潮文庫) 文庫 |
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影法師 単行本 |
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永遠の0 (ゼロ) 単行本 |
人気小説なので映画化された作品も多数。
その他、『橋下徹の研究』など、政治家に転身後の作品も。
『海賊とよばれた男㊤』の概要
先述の通り、現在も続く石油精製、石油化学化学品の精製を手掛ける大手企業の創業~苦難の物語。
第10回本屋大賞受賞作。2016年12月には映画化作品が全国公開されました。
| 著者 | 百田尚樹 |
|---|---|
| 刊行年月日 | 2012年7月11日 |
| 価格 | ¥1,600(税別) |
| 体裁 | 381ページ/単行本/ハードカバー |
主人公は国岡鐡造(出光佐三)、国岡商店(出光興産)の店主です。
上巻では二章に分けられ、前半は終戦直後~事業の立て直しの為数々の困難に直面しながら奮闘する様を描いています。
後半は、時代が遡り、鐡造の幼少期~起業、資金不足を乗り越えながら事業を拡大していく様子が描かれています。
こんな人におすすめです
- 歴史(明治期~戦後)が好きな人
- 経済を勉強中の方
- 出光興産に興味のある方
- 百田さんのファン
史実に基づいた経済歴史小説の為、ただの”読み物”としてだけでなく歴史、経済についても学べる一冊でもあります。
実際、私は歴史小説として手に取りましたが、経済学書が並ぶ夫の本棚にあるという事は、経済書という見方もあるでしょう。
とはいっても、名作家・百田氏の作品の為、引き込まれる内容でもあるし、先に映像の方を鑑賞した人が比較の為に読むのもOKです。
感想・評価
普通に楽しいですね。字が多いと嫌になっちゃう私でも毎日きちんと読めました📚
また、物語が戦後から始まり、起業時の話で締めているので、戦争の過酷な描写がないで憂鬱にならずに済みました。
当時のことなんて何にも知らないのに読みながら時々泣いたりもしたわ😢
主人公・鐡造や社員たちは勿論、モデルがいて物語が進んでいきますが、例えば銀行の支店長や、恩人・新田重太郎などは名前もそのままの実在の人物で、新たにキャラクターが登場すると、これは本当にいるのか?いないのか?などと調べては、その背景なども勉強したりしてしまい、読むのにも時間がかかってしまったwww
また、本書では大東亜戦争は”石油の為に始まり、石油に敗れて終わる”というようなニュアンスが登場しますが、それだけでなく、実際どう始まったのか、そういえば学校ではどう習ったんだっけ?などとも併せて調べなおし、この周辺の知識もきちんと身に着いた気がします。
やっぱり、書物の本質は読んで終わるだけではなく、そこから知識を吸収したり新たに研究することなんだなーと思いなおすことが出来る一冊でした。
まとめ
- 『海賊と呼ばれた男』は出光興産の出光佐三をモデルとした歴史経済小説です
- 2013年『本屋大賞』大賞受賞作品
- 上巻は主に、終戦直後からの事業の立て直しと、起業したころの話をまとめています
いかがでしたか。今回は百田尚樹さんの作品、『海賊とよばれた男㊤』について紹介致しました。
すごく楽しくて、本当は色々と書きたいこともあったのですがネタバレになってしまいますので自重しています・・・!!
戦争の背景を学びなおすと共に、実はよく知らなかった『出光興産』についてもとても興味深く学習することが出来ました。
自分や店の利益の為ではなく、”日本”の為に動ける人って、現代ではそうそういないような気がします。
そういった先人たちのおかげで今の日本があるとなると、私たちも恥じないようにふるまわなければないですね!!
興味のある方は是非手に取って欲しい一冊です。






