いつもお読みいただきありがとうございます。
お馴染み”ゲゲゲの鬼太郎”にも数多くの妖怪が存在します。
今回はここ日本だけでなく全世界で伝えられている妖怪について紹介した辞典です。
“続”というだけあって、2冊目なのですが図書館にこれしかなく、私はまだ前作は読んでいないのが少し残念・・・。
日本では”妖怪”と言われていますが、世界各地では”精霊”などのその一種のようで読んでい大変興味深い一冊でした。
- 『続・世界妖怪辞典』の概要
- 実際に読んでみた感想
- オススメしたい人
著者:水木しげるさんについて
大阪へ単身赴任中の父の元を訪れた母が大阪で出産したため、大阪の生まれですが育ちは故郷の鳥取県境港市。
堺には水木しげるロードなるものがあり、通りに妖怪の彫刻が並んでいます。
学校卒業後は画家を目指し故郷を離れ父と暮らしながら美術・芸術系の学校への受験に挑みます。
その後太平洋戦争へ出兵し片腕を失いますが、戦後武蔵野美術学校(現在の武蔵野美術大学)へ進学。
学費や生活費を稼ぐために募金行脚を行い、その縁でアパートを一棟購入。神戸市水木通にあったことから”水木壮”と名付けられました。
ペンネームの”水木”姓はこのアパートが由来です。
紙芝居作家を経て漫画家へ。
紆余曲折ありながらも皆さんがよく知る現在の先生へ。
主な著書
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水木しげるの日本霊異記 (角川文庫) 文庫 |
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水木しげるの異界探訪記 (怪BOOKS) 単行本 |
![]() |
わたしの日々 (ビッグコミックススペシャル) コミック |
『水木しげるの続・世界妖怪辞典』の概要
世界の妖怪を見開き1ページで、左側にイラスト、右側に解説を掲載しています。
| 著者 | 水木しげる |
|---|---|
| 刊行年月日 | 2000年9月10日 |
| 価格 | ¥2,500(税別) |
| 体裁 | 190ページ/単行本/ハードカバー |
本書では、マレーシア、ニューギニア、ボルネオ、バリ島、オーストラリア、韓国、中国、台湾、イラン、ロシア、ルーマニア、チェコスロバキア、ブルガリア、東スラブ、ドイツ、スイス、イギリス、スウェーデン、アフリカ、エチオピア、アメリカ、メキシコの妖怪が掲載されています。
特にマレーシアと韓国が多め。
バリ島やオーストラリアのように1例しか掲載していないものもあります。
日本の妖怪と似たようなものがあれば、水木先生の言葉でですが、紹介があったりしていてとても面白いです。
こんな人におすすめです
- 妖怪が好きな人
- 水木しげる先生のファン
- イラストが好きな人
世界の妖怪に目を向けた書籍なので、妖怪好きにはたまりません。
また、でかでかと載るイラストが1枚1枚繊細で素敵です♡
感想・評価
いや、本当に面白いんだけど、解説は全て文章。
容姿や妖怪の行いの他、対策がかかれているものもあります。
しかし、それらも無しに伝承や逸話だけの紹介も(´・ω・`)
もっと詳しく知りたい!!という人には物足りないかも・・・。
しかし、読んでいる中で水木先生が自ら現地を訪れて肌で妖怪を感じたという描写もあり、もしかしたらそこまで確立されていなくて口だけで伝えられているものもあって解説が難しいのかもしれません。
実際↓のように言っていますし・・・。
だいたい、”妖怪”というものは目には見えない存在で、なんとなくフンイキで感ずるものだ。落ち着いて静かな夜なぞは妖怪の現れやすい時だ。
要するに私にいわせれば、そういう目に見えないものはいるのだ。感度のいい人ほど、そういうものを感ずるから、おかしなものだ。『水木しげるの続・世界妖怪辞典』あとがきより引用
見開き1ページで1つの妖怪の紹介ですが、1ページがまるまるイラストなのでとても見ごたえがあります。
今回の妖怪の紹介が山や森を舞台にしているものが多いため(精霊的なやつ)、森の木の葉っぱ1枚1枚も丁寧に描かれており、水木先生の画集としても見て取れます。前半はカラーですし。
勿論、妖怪や登場の人物なんかは水木タッチですが自然を描くのがとても綺麗でイラストだけでも見たい!!という方でも楽しめそう。
まとめ
- 『続・世界妖怪辞典』は国外の妖怪について紹介した辞典です
- 文章での紹介の為、欲しいデータに不足がある場合もあります
- イラストが多いので画集としても楽しめます
いかがでしたか。今回は水木しげる先生の著書『続。世界妖怪辞典』について紹介致しました。
世界的には精霊とされるものも、水木先生の解釈では『妖怪』にカテゴライズされるのかと思うと面白いですね。
また、日本の妖怪もそうですが、命をとるようなものもいれば、いたずらするもの、単に存在しているだけのものなどもいて、とても興味深いです。笑っちゃうようなヤツもいますwwwww
妖怪はただ恐れるべきもの、だけではない。というか、気づいていないだけでもっと身近なものなのかもしれないなーなんて思いました。
興味の湧いた方は是非一読してみてください。







