いつもお読みいただきありがとうございます。
4月の半ばに夫の転勤で藤沢の町に越してからもう4か月。
買い物や、病院・児童館などの子供関連の施設はあらかた行ったので、そろそろ観光もしたいと思います。
とは言っても、子連れだとなかなか行きづらかったりするので、まずは情報収集から💡と思い、湘南関連の書籍を探しました。
今回は、図書館で借りた、こちら『乙女の文学さんぽ 湘南・鎌倉編』を読みましたので紹介致します。
湘南や鎌倉を題材にした小説、漫画、映画の舞台となった土地を実際に歩くためのガイドといった感じです。
鎌倉が文学の町だということは実はよく知らなかったのですが、街歩きの参考にもなりますので、鎌倉文学が好きな方も、そうでなくても鎌倉という土地が好きというだけでも十分に楽しめる内容でした。
この町を歩くのに是非参考にしてみて欲しい一冊です。
- 『乙女の文学さんぽ』の概要
- 実際に読んでみた感想
- オススメしたい人
著者:東京書籍 書籍編集部について
企業HPでも分かる通り、教科書や教材に力を入れています。
教科書以外にも一般書籍の制作も行っていて、編集部は複数のグループに分かれており各々の得意ジャンルの分野を担当しているとのことです。
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主な著書
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どうぶつ (めくるうごかすしかけずかん) 大型本 |
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世界の一流道具大図鑑 完全版 大型本 |
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アルパカ ALPACA 単行本(ソフトカバー) |
教科書や参考書、幼稚教育関連の書籍が多いですが、たまにマニアックな内容もものもあります。
なんだアルパカって・・・!!!
『乙女の文学さんぽ』の概要
物語を感じながら散策できる散歩コースの紹介が掲載されているよ。
『乙女の文学さんぽ 鎌倉・湘南編』は、鎌倉と周辺(江の島、逗子、葉山)を、各エリアを舞台とする、あるいはゆかりのある物語を取り上げ、追体験へと誘い、また、雑学紹介、こだわりの古書店、素敵なブックカフェなども織り交ぜて案内しています。物語によっては登場する店も実名ではないケースもあります。その場合は、似た店を探してみました。
『乙女の文学さんぽ 鎌倉・湘南編』はじめにより引用
| 著者 | 東京書籍 書籍編集部 |
|---|---|
| 刊行年月日 | 2018年7月1日 |
| 価格 | ¥1,400(税別) |
| 体裁 | 175ページ/単行本/ソフトカバー |
本書では、北鎌倉、長谷、極楽寺、七里ヶ浜、小町、御成町、二階堂、木材座、江の島、逗子、葉山のエリアを取り上げています。
『ツバキ文具店』や『ビブリア古書堂の事件手帖』など、好きな作品から散歩コースを決める事ができます。
紹介する物語は15作品。さすが文学の地ですね。
こんな人におすすめです
- 文学が好きな方
- 散歩や食べ歩きが好きな人
- 鎌倉・湘南が好きな人
タイトルの通り、文学好きには嬉しい1冊♡
物語の中で主人公が立ち寄ったお店、食べたものが紹介されているので、物語を感じながらキャラクターの気持ちを追体験できるのが良いですね。
レストランの他、気軽に入れるカフェやお土産屋の紹介もあるので、まずは食べ歩きをして、それから作品を読むのも乙です。
また、メインの観光地から少し外れた通りや、住宅街付近が聖地の場合もあるので、鎌倉や湘南エリアが好きな人は再発見があるかもしれません。
感想・評価
様々なコースを紹介しているのですが、コースの所要時間は食べ歩きメインならゆとりを持った時間に設定されていますし、バス情報も併せて書かれています。
場所によっては『住宅街の為節度を持って~』など、行くまで分からない注意書きもあるのでありがたいです。
いつか行きたい・・・!!
実は恥ずかしながら教養が無さ過ぎて紹介されている物語は全く読んでいません・・・orz
しかしながら、掲載されている写真がすごく綺麗で、本書を読んでリアリティを高めてから物語を読むのも良いかな・・・!!と思います。
写真はお店の外観の他、物語のキャラクターたちが食べたであろうメニューのグルメ写真もあり、見ているだけでウキウキします。
フルカラーなのも嬉しいところです🌈
2018年発行で年数が経っていますので、もしかしたら紹介グルメの料金に改定があるかもしれません。
注意しよう。
物語だけでなく、川端康成など縁のある文豪についても豆知識なども掲載されていて、作品を辿っても面白いでしょうし、文豪に思いを馳せてるのも乙な感じがします。
観光地という賑やかなイメージの町ですが、実際はメインストリートを外れたところや閑静な住宅街を舞台にしている場所も多いので、喧騒を忘れてゆっくりした散歩も叶いそうです。
こちらは本書の特性上、仕方のないことだと思います。
同じ寺院やお店が複数の物語で取り上げられているので、物語のコースを分類してもどうしても同じ情報が掲載されてしまいます。
逆に言えば、どのコースを選んでも情報に漏れがないという事でしょうか。
まとめ
- 『乙女の文学さんぽ 鎌倉・湘南編』は鎌倉周辺を舞台とした物語の聖地を紹介する書籍です
- エリアor物語からコースを選択できるようになっている
- フルカラーで写真も充実
いかがでしたか。今回は東京書籍の『乙女の文学さんぽ』について紹介しました。
鎌倉、湘南を紹介する本はないかなーと思い目に留まって借りただけの一冊でしたが、メインな観光案内ではないコアな感じがとても良かったです。
教養なさ過ぎて文学に触れていませんが、時間はまだまだたくさんあるのでこれから読んでいきたいなと思います。
多分4~5年はこの土地にいるので、子どもがもう少し大きくなったら紹介されている散歩コースににも出かけたいと思います✨







