いつもお読みいただきありがとうございます。
現在都内に勤務している為、通勤に1~1時間半程度かかっています。
読書には持ってこいですね!!
今回も夫の本棚から勝手に拝借した1冊です。
帯の写真の通り、プロゴルファーの青木功氏の著書で、私も仕事にも慣れてきたし他にも今年からフリーランスのWEBデザイナーとして活動していきたいので何かヒントにならないかしらと思い手に取ったよ💡
なかなか読みやすかったしシンプルに読み物としても面白かったので今回はこちらの書籍を紹介致します。
- 『勝負論』の概要
- 実際に読んでみた感想
著書:青木功さんについて
中学時代にゴルフ場でバイトを始め、高卒後に父の紹介により足立区のゴルフ場に就職⇒からの興味をもってプロに。
なんとプロ試験の費用もギャンブルで用立てるという凄さ。
著書の中で本人も語っているのですが、様々な偶然が重なりなるべくしてプロになったような方です。
また、初の日本ツアー賞金王で、日本人として初めてPGAツアーでの優勝を果たした人物。
1980年の全米オープンでは準優勝を獲得するなど活躍が著しいです。
その他チャリティ活動にも力を入れたり、子どもたちの為にゴルフ教室を開いたりなど社会活動にも広く貢献しています。
青木功 公式サイト (isaoaoki.com) | |
(4) Facebook | |
青木 功 Isao AOKI(@jgto_aoki) • Instagram写真と動画 |
主な著書
パットの神髄 (知的生きかた文庫 あ 32-1) 文庫 – 2008/4/21 |
青木功プレッシャーを楽しんで 単行本 – 2010/11/1 |
青木功ゴルフ自伝 (小学館文庫 Y あ- 3-1) 文庫 – 1999/8/1 |
ゴルフの指南書からゴルフと通しての思考術や人生観などを紹介する書籍が多数。
ただ結構古いものが多いです。
『勝負論』の概要
ゴルフを始めた経緯から、これまでのゴルフでの経験などが満載。
自身の経験から人生においてのアドバイス的な事も多く書かれています。
時折『ビジネスでも~』という書き出しがいくつかあるので、ここぞという時の『勝負論』はスポーツでもビジネスでも同じという事でしょう(`・ω・´)
著者 | 青木功 |
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刊行年月日 | 2015年3月20日 |
価格 | ¥780(税別) |
体裁 | 256ページ/新書/ソフトカバー |
項目名 | ここに説明文を入力してください。 |
『勝負論』の目次を少しだけ紹介
- 一流と二流は何がちがうのか
- 「体・技・心」を整える
- 「身の立て方」を考える
- 負けないよ
- 強くなる
- 現場で学んだ秘策
- 逆境を楽しめ
- 失敗を成果に変える
- 道具論
- 稼げるプロの条件
- 勝負論
- 幸も不幸も人との縁
- チャリティとは何か
- 「挑戦」はやめられない
- 楽観主義が運を呼ぶ
- 反・ゴルフ論
- 「食」と「酒」へのこだわり
- プロとして半世紀を生きてきた
から成る全18章。さらにそれぞれが2~3程度の小題に細分化されています。
その他、巻末には落語家・笑福亭鶴瓶さんとの対談も。
著者はプロゴルファーなので、主にゴルフについて書かれていますが、上記の目次でも紹介した通り『体・技・心』を整えて更には『運』も味方につけることが”勝負”では大切です。
↑これらはゴルフ(というかスポーツ)に限らずとも必要なこと。
自分の大切な物事に置き換えて読んでみても◎ですね!!
こんな人におすすめです
- ゴルフが好きな人
- ビジネスでヒントが欲しい人
- シンプルに読み物が好きな人
など。ゴルフを始めたきっかけや苦労した事、克服した話も満載なので、シンプルに青木氏のファンが読んでも楽しいです。
上記の通り、『勝負』に必要な体の持ち方やメンタルなどは様々な事に通じるのでスポーツだけでなく自分の仕事に役立てても良さそう💡
感想・評価
一人称が”俺”で普通の話し言葉で書かれているので、堅苦しくなく読み物としてとても面白かったです。
試合の描写も多いので、パーがとかボギーがとかゴルフ用語も多様されており、ゴルフの知識がある人には情景が浮かびやすくより楽しく読めます。だって知識のない私でも十分に面白かった!!
また、全米オープンでジャック・二クラスと競り合ったことには心情も吐露していて、その試合見た!!とか当時を知る人にはとっても面白いだろうなー!!という印象です。
世代もあるのでしょうが、効率より物事に真摯に向き合うことに重きを置いているので、現在のビジネスですぐに役立てたいという人には不向きかも。
例えばフォームにしてもツールにしても自分でいじったり色々試してみて馴染むようにするとか(`・ω・´)
実践すると結構な時間がかかりそうな事が多い印象。
ただ本書を読んで大変運にも恵まれている方なので、誠実にしていれば運も向いてくるのかなという気もします。
他にもネガティブにならない思考などは見習いたいものがあります(最も分かっていてもいつもプラス思考でいる事に慣れるのも時間がかかるかもしれないけれど)。
まとめ
- 『勝負論』はプロゴルファー青木功氏による勝負強い身体やメンタルを鍛える彼なりの考えを紹介した書籍です
- ゴルファーとしての経験や試合の描写も多いのでゴルフ知識のある人なら読み物としても楽しい
- 即効性や効率重視の思考法ではない
いかがでしたか。今回は『勝負論』という本の紹介でした。
私はゴルフの知識も経験も無いので描写に『?』という場面もありましたが雰囲気でも何となく分かりました。
本書を読んでみて青木氏の人となりも分かったところで、とてもユーモアのある親しみやすい方だという印象です。
そういう人は運も味方しやすいので”運気を上げる”という事では学ぶべき思考法も多々ありました。
私も昨年秋にWEBスクールを卒業して今年から本格的にWEBデザインの道に進みたいので今年は『勝負の年』です。
まず本書で学んだことは誠実に実直に。周りの人や自身のツールも大切に。ということ。
人として当然のことではありますがこれがなかなか難しい。
皆さんも一緒に頑張りましょう!!
あと、本書を読んで興味が出てきたので私もゴルフ⛳やってみたいなー(∩´∀`)∩