いつもお読みいただきありがとうございます。
皆さんは自分が払う&貰える年金についてどれくらい知っていますか?
少子高齢化社会の今、働く年齢は長くなり年金の支給開始も引き上げとなっています。
国の社会保障費も多くを占め、私たち働く年代にとっては他人事ではありません。
年始はつわりで寝たきりの生活だったので暇さのあまりその辺にあった年金の解説本を読んでみました。
旦那の私物ですが読み込んでしまった・・・!!
年金の仕組みについては小学校の社会の時間に習うし、実際に大人になれば年金の支払いもしますが、実はよくわかっていないという人も多いかもしれません。特に厚生年金では給与から天引きされているので実際に自分がしれくらい払い込んでいるのかも把握していない人って多いのかも(´・ω・`)
ちなみに私は現在国保で、昨年ニート時代未払いだった年金保険料を遡って全額納めてきました。
今まではお一人様計画だったので個人年金にも加入して備えていましたが、結婚をしたので実際私が受け取れる年金って?旦那と離婚や死別した場合は?などこれまでに考えて来なかった問題にも直面し実はよく分かっていないという自分に愕然としています。
- 年金保険とは?
- 『あなたの年金 社労士が答えるQ&A』の概要
- おすすめしたい人など
Contents
著者1:椎野登貴子さんについて
今回紹介する本は2021-2022版ですが実は毎年、その年バージョンの年金Q&Aを発行しています。
改定や時事にきちんと対応している頼れる社会保険労務士です。
また、社会保険労務士法人レガリテートの会長でもあります。
主な著書
今スグ役立つ 小さな会社の総務のすべてがわかる事典 単行本 | |
労務管理のABC 大型本 | |
身近な人が亡くなった後の「届け出」と「手続き」がよくわかる本 (ブティックムックno.1260) ムック |
社労士としての書籍が主です。
著者2:皆川真貴子さんについて
今回の書籍と同じく、毎年椎野さんと共にその年の年金Q&Aを発行しています。
『あなたの年金 社会保険労務士が答える年金Q&A』の概要
2021-2022年版という事で、近年改定される事柄にも触れ、年金について詳しく
解説しています。
著者 | 椎野登貴子 皆川真貴子 |
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刊行年月日 | 2021年6月20日 |
価格 | ¥1,000(税別) |
体裁 | B5判/128ページ |
『あなたの年金 社会保険労務士が答える年金Q&A』の目次を少しだけ紹介
- 公的年金の制度と仕組み
- 国民年金の仕組み
- 厚生年金の仕組み
- 女性と年金
- もっと知りたい年金のあれこれ
- 定年前後の諸手続き
本書は基礎編と実用編の2部構成で、上記は基礎編の目次一覧です。
基本中の基本・様々な年金の概要や仕組みなどを教えてくれる他、特に女性の産休・育休に関する制度や振替加算、離婚したらどうなる?などついても触れ、是非学んでおきたいところが書かれています。
実用編では様々なケーススタディを紹介して、ゲットできる年金額の算出をしています。
例えば専業主婦家庭の場合、共働き家庭の場合、自営業の場合、結婚前に妻が働いていた場合、姉さん女房の家庭など。
具体的な年齢での紹介ですが、2021-20222年度版なのでそのまま考えていいという点がGOOD!!
60歳以上でも働き続けた場合や、夫を亡くした場合など選択できる年金の種類なども変わってきます。
どれを選んだ方がお得なのか?というのは個人や故人が加入していた年金にもよるかと思いますが、私のようにそれらはまだまだ念頭に無かった!!という世代には目から鱗。
また、年金の基礎では『ねんきん定期便』の見方なども解説されており、そうだったのか!!という感じです。
こんな人におすすめです
- 年金について知りたい人
- 年金の請求をしたい人
- 日本国民すべて
“年金”というのは国民皆保険なので、全国民が知っていてほしい事柄です。
授業でもさらっと触れてはいなすが、少子高齢化に伴い受給額や受け取れる年齢などにも変化が出ています。
年金については知っているつもりでも知らないという事が非常に多いので、知っていて損はありません。
最も、今私が熟読しても、私達が受給する頃には更に制度が変わっているかもしれないけど・・・。
感想・評価
私は国保に加入していた期間と、厚生年金に加入していた期間があり、さらに個人年金にも加入しているので、受け取れる年金はそこからのみというのが頭にあったのですが、離婚した場合・死別した場合(子供の有る無し)、障碍者になった場合でもゲットできる年金が違ったりと勉強になりました。
ケーススタディでは、妻がパートタイマーの場合は?とか、フリーランスの人が年金を増やすには?など具体的な例が挙げられているのも嬉しいところです。
私も夫も将来的にはフリーランスで働くのが夢なので(`・ω・´)
自分たちが将来貰える年金額が予め分かっていれば、今後の人生設計も具体的に立てられますね。
まとめ
- 『あなたの年金 社会保険労務士が答える年金Q&A』は年金の基礎知識や将来的に貰える年金額を具体的に算出する方法を教えてくれる本です
- 基礎~請求方法まで記載されているので全ての年代に対応しています
いかがでしたか。今回は年金について学んだので紹介致しました。
基本の紹介が半分以上を占めているので、まずは基本を知りたい人向けです。
自身が加入している年金が家の階数に例えられる、という話は皆さんご存知かと思います。
年金を増やす為にイデコであったりとか更なる加入を個人でする事も大切です。
日本は現在少子高齢化という働く世代が減ってきている時代なので、此度の法改正で、最高齢で75歳での受給が決定しました。
働ける年数も増えてきましたしね!!働いた方が得ではありますし。
『人生100年時代』がやってきて、もしかしたら今後は更に法改正が進み変化していくかもしれません。
それでも現在の基礎は学んでおいた方がいいでしょう。
“年金Q&A”は毎年発行されているようなので、法の改正があったらまたその年度版を読んでみると具体的な数字で紹介されることと思います。