書評

『伝え方が9割』を読んでみて変わったこと おすすめしたい人や感想など

やす田
やす田
こんにちは、やす田です。佐々木圭一氏の著書『伝え方が9割』を読んでみたので、感想をまとめました!!ビジネスはもちろん、私生活でも活用できそうなので紹介します。

いつもお読みいただきありがとうございます。

話し方・伝え方というのは、生きている限り一生使っていくものです。
『営業職ではないし』『対人の仕事ではないし』『そもそも引きこもりですし・・・』という方もいるかもしれません。
ですが、ブログで、ホームページで、普段のちょっとしたお願い事など、人の気を引く言葉を使う事で結果は変わってくるもの。

今回紹介したいのは、シリーズ第一弾の『伝え方が9割』
伝え方が9割
勉強熱心な旦那の持ち物なので大切なページに付箋が貼ってあります。

この記事でわかること
  • 佐々木圭一さんについて
  • 『伝え方が9割』の内容
  • 実際に読んでみた感想

佐々木氏については知っているので、著書の内容についてkwsk!!という方は読み飛ばして感想・評価までGO(*´▽`*)



著者:佐々木圭一さんについて

やす田
やす田
日本を代表するコピーライター。言葉の法則を発見し、国内外の広告賞を総なめにしてきました。

コミュニケーションが苦手でありながら、入社後、コピーライターに配属されるという経歴の持ち主です。
当然ながらコピーを書いてもボツになるばかりで苦労していた様子です。

著書の中でも、当時のストレスで1年で10kg太ったと語っています。
要因はプリンの食べ過ぎなのですが、食べたという記憶もないくらいのストレスだったそうです。

そんな佐々木氏も今や日本を代表するコピーライター。
なお、主な受賞歴はこちら↓。

  • 朝日広告賞: Divisional 2001
  • TCC: 新人賞2002
  • ONE SHOW: Gold 2003 (日本人コピーライター初)
  • ADC USA : Distinctive merit 2004
  • ADC USA: Merit 2005
  • The Don Belding Award: Bowl 2006(日本人初)
  • AIM award: Grand Prix 2010(全アジアで1番)
  • New York Festival: Silver 2012
  • JPMプランニング賞:ベスト・プロモーショナル・クリエイティブ賞
    ・・・&more!!

株式会社ウゴカス公式HPより引用

どんなに言葉の使い方が苦手でも、法則を知り活用することで人の心にのこる『コトバ』は作ることができる!!ということですね。
もちろん、本人の努力があってこそですが、方法に則り『コトバ』を作るだけで人生を180度変えられるという素晴らしい例です。

任せてもらえない仕事の中でも、明言を残す映画や詩集などを読み漁るという努力家です。
その中で、明言(人の記憶に残る)には法則がある!!という事に気づき、解析し自在に操れるように形態化したのが今回紹介する『伝え方が9割』です。

(4) 『伝え方が9割 』佐々木圭一さん (@keiichisasaki) / Twitter
(4) 佐々木 圭一 | Facebook
『伝え方が9割』佐々木圭一(@tsutaekata_labo) • Instagram写真と動画
コピーライター佐々木圭一|株式会社ウゴカス (ugokasu.co.jp)

主な著書

 

伝え方が9割②
実際に読んでみた書評
まんがでわかる伝え方が9割

主に『伝え方が9割』関連。
“伝える”という行為は佐々木さんの仕事でもありますが、人間誰しも生きていく上で必要ですね!!

『伝え方が9割』の概要

やす田
やす田
相手の『NO』を『YES』にかえる方法の指南書です。それを決めるのは相手次第ですが、『YES』の確立をグン!!と高く上げる法則が書かれています。

この本で紹介されているのは、教科書のように丁寧で正確な言葉ではなく、人の心に残るコトバです。
それは、話し方や書き方に該当するもの。
実際、佐々木氏はこの法則を使う事により、各方面から評価されています。

広告のコピーはもちろん、歌にのせる作詞、話し方が重要な講演も多く行っています。

著書の中で【資格よりも話し方を学べ!!】とあるくらい生きる中で必要なものなのです。

著者 佐々木圭一
刊行年月日 2013年2月
価格 ¥1,400(税別)
体裁 212ページ/ソフトカバー

『伝え方が9割』の目次を少しだけ紹介

  1. 伝え方にも技術があった!
  2. 「ノー」を「イエス」に変える技術
  3. 「強いコトバ」を作る技術

構成は3章ですが更に細かい区切りがありとても読みやすかったです。

やす田
やす田
生活の上での言葉の使い方の上達法が記載されており、3年連続ビジネス書年間ベスト10入りしたベストセラーです。

上記の『佐々木氏』についてでも紹介したように、言葉の使い方を形態化した1冊。
彼は著書の中で言葉を料理になぞらえて説明しています。

料理のレシピのように、その手順通りにつくれば、プロに近い味を出せる

『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)より引用

とてもわかりやすいですね!!
繰り返し、本をみながら意識づける事で、プロに近い味を出せるようになる。と記しています。

やす田
やす田
なお、Twitter上でノウハウをつぶやいていますので要チェックですぞ!!

こんな人におすすめです

  • 仕事で成果をあげたいビジネスマン
  • 人の心を掴みたい作詞家や小説家などのアーティスト
  • 私みたいに沢山の記事を読んでほしいブロガー
    ・・・&more!!

とはいっても、実際に日常生活の中でお願い事ってよくしますよね。『デートのお誘い』『家事のお願い』など。全ての人が読んでも損はない本です

同じことを伝えるけれど、文章を変えるだけで印象がガラリとかわります。
伝えたい相手がどんにどんな印象を持ってもらいたいか、どうしたら相手が断りづらいかを効率よくかかれているので、様々なシーンで使う事ができます。

沢山の方法がありますが、それをコンパクトにまとめたとても分かり易い1冊です。

感想・評価

読み始めた時は

やす田
やす田
ビジネス書にしてはずいぶんフランクじゃな。

というのが印象です。というのも私は小説や図鑑ばかり読むので『ビジネス書は堅苦しい』という先入観があったからです。
実際に読んでみると文章の他に箇条書き・図解などで飽きさせない工夫も
これなら私みたいに飽き性でも最後まで集中して読むことが出来ます。

実際に著書の中でも『切れかけた相手の集中スイッチを入れる方法』というものがあります。
分かり易く紹介されてはいますが、本書全体に散りばめられているので最後まで読み切ることができました。

次に、

やす田
やす田
前置きがながい。同じ事が何回も書かれている。

という印象も。
これは、私がせっかちで『はやく本題が読みたい』という願望のせいでもあります。
このブログでもそうですが、初めに作者の人となり、執筆のきっかけが書かれていますが、『伝え方のノウハウ早よう!!』と思っていたからです(;´・ω・)でも、最初に人物像を知ることにより、もっと読みたい!!と思い始めたので、大切なことでもありました。

佐々木氏や著書について既に知っている方なら、目次から読みたい項目まで一気に飛ばしてもいいかもしれません。

また、私がすでに実践している事柄もあり『読みたいのはこれじゃない』と思う心も。
既に実践している人は整理のために』と記載があったので、そのつもりで読み進めていましたが、自分も既に実践していた事柄に【◯◯法】のように名前がついており、なるほどたしかに整理にもなるな💡と思いました!!

また、全てにおいて知っていたわけではなくて、『こういう方法もあったのか!!』という指南も。

そして私が読んでいてこれは分かり易かった!!という点は、

やす田
やす田
例題・課題の掲載で読みながら一緒に考えトレーニングが出来るのでわかりやすい。

ただノウハウを読んだだけではなかなかモノに出来ないもの。
こんなシーンで、こんな相手に。など、例文がいくつか紹介されています。うんうん、なるほど。読み物ならそれでいいのですがところどころに課題も。

それぞれの【◯◯法】の中で、実際にこのシーンではどう返しますか??というようなライトなものですが、これがなかなか為になる。

まとめ

  • 『伝え方が9割』は佐々木圭一氏によるベストセラーの『コトバ』の指南書です
  • NOをYES!!に変えるノウハウが満載
  • 感動するコトバはは作れる!!
  • すぐに実践できるのでその日からコトバの使い方が変わる
  • ビジネスマンだけでなく学生・主婦・様々なシーンで使う事ができる
  • 既に実践してしる事柄のある人には少々くどい場合もあります

いかがでしたか。
この『話し方が9割』は読んでいてとても納得できることばかりでした。

実際、佐々木氏の生徒さんたちも人生が変わった方が多くいるようです。

また、堅苦しくなく読みやすい本となっており、ビジネスに活用したいだけじゃない、旦那に家事を手伝って欲しい主婦や、子供に勉強させたい親など、沢山の立場の人におすすめできます。

章ごとにまとめのページもあるので、大切なところだけあとで読み返せるのも◎!!

それぞれの stay home 週間。
時間が余っているかたは是非手に取ってみてはいかがでしょうか。

彼は本書のなかで言葉を『コトバ』と記載しています。
私の勝手な想像ですが、伝えたい事は丁寧な言葉ではなく『はなしことば』『書きことば』『歌に乗せることば』など、言葉には色々な面がるので一概に『言葉』と表すのではなく多様な『コトバ』としたのではないでしょうか。

やす田
やす田
読み終わったあとは、普段の会話の中で何気なく意識する事で、言葉を発する前に頭で整理できるようになりました。積み重ねることで意識付けなくても出来るようになるらしいので、今後はもっと伝えたいことをまとめ、読みやすく親しまれる記事を書きたいです。






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