書評

『老後難民』を読んで思った事 今から取り組む”老後”への備え!!

やす田
やす田
こんにちは、やす田です。今から老後についてきちんと考えていますか?

いつもお読みいただきありがとうございます。

就活連敗中の私ですorz
という訳で余暇があるので読書もしています。

旦那の本棚から勝手に拝借した1冊です。
『老後難民 50代夫婦の生き残り術』!! まさしく現在の世の中にふさわしいタイトルです。
老後難民

私も『一生独身だ!!』と決めた時は①正社員へ転職 ②加入保険の見直し ③個人年金の加入 ④資産運用(NISA) という風に将来の為にガチガチに固めていましたが、いざ結婚してしまったら夫の転勤の為に退職し間もなく子どもも生まれまだ乳児なので仕事も決まらないという状況です。

旦那は稼ぐかわりに浪費も多いので(財布の紐は旦那が握っています)、老後どころかこれからの日々を送るのもやっとな感じだよ・・・。

“老後難民”というパワーワードのインパクトもですが、明日は我が身のこの日本で生活する上で自分たちもきちんと備えて行かなければなりません。
この記事では、本書の概要のほか、私自身の老後を乗り切る為のリストも作りました。
同じように考えている方の参考になれば幸いです。

この記事でわかること
  • 『老後難民』の概要
  • 実際に読んでみた感想




著者:野尻哲史さんについて

やす田
やす田
エコノミストで、フィンウェル研究所の代表さんです。

山一証券やメリルリンチ証券を経てフィデリティ投信へ入社。
翌年にはフィデリティ退職・投資教育研究所の所長を務め、個人投資家へのアドバイスを行ってきました。

2019年、定年を機に合同会社フィンウェル研究所を立ち上げ、”安心して資産を活用できる超高齢化社会”を目指し資産形成を終えた世代の資産の取り崩し方などに特化した啓発活動を行っています。

合同会社フィンウェル研究所 – FinWell Research LLC –
野尻哲史@資産活用(@nojirisato)さん / Twitter
(4) 野尻哲史 | Facebook
野尻哲史(@satoshinojiri) • Instagram写真と動画

主な著書

「老後の資産形成をゼッタイ始める! 」と思える本 単行本(ソフトカバー)
1万人アンケートでわかった40代のサイフ (別冊宝島1856) 大型本
あなたの老後資金、大丈夫? 定年に備えるお金の教科書 単行本

主に『老後』に特化した資産形成についての書籍が多数です。

『老後難民』の概要

やす田
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日本の現状と、老後に難民化しない為のアドバイスが満載。

本書によると、老後は公的資金の他におよそ3,000万円が必要とのことです。
サラリーマンを対象とした1万人アンケート(実際には1万976人の男女)を実施し、その結果から見る将来好ましい状況と現状の対比、年代別の資産運用のすすめ方などが書かれています。

著者 野尻哲史
刊行年月日 2010年6月20日
価格 ¥838(税別)
体裁 208ページ/新書/ソフトカバー

『老後難民』の目次を少しだけ紹介

  1. あなたの老後は?ーーー忍び寄る老後難民時代
  2. ここまで来た「医食住」をめぐる難民化
  3. 快適な生活を攻め取る「年代別資産運用の考え方」
  4. 快適な生活を攻め取る「投資の極意」
  5. 快適な生活を守る「地方移住のすすめ」

から成る全5章。
随所にアンケート結果の表やグラフが掲載されているのでとても分かり易い内容となっています。

やす田
やす田
10年以上前の書籍ですが、続く不景気のせいで現状はあまり変わっていないような印象です。

先述の通り、サラリーマン1万人を対象としたアンケートを実施し統計を基に現状を紐解いています。
例えば、『退職後のイメージ』や『退職後の生活で心配な点』、『退職後の自分の生活を今の生活と比べてみると』などの項目を年代別・性別で統計をとっています。
そこから見るに、現在のイメージとあまり変わっていないような印象を受けるよ。

投資に関しては、2022年の4月より高校の家庭科において金融教育が開始されましたし、本書が刊行された10年前よりは『資産を運用する』という事が浸透してきたのかな(`・ω・´)
とは言っても10年前も現在も私の友人で投資をしている人はほとんどいないのですが(´・ω・`)

こんな人におすすめです

  • まだ老後資産を準備し始めていない人
  • 既に老後を迎え、資産の取り崩しをしている人

など。中流階級くらいまではまだ十分に資金を準備出来ていないのではないでしょうか。
本書によりますと、サラリーマンのおよそ4割が『準備金0』とのこと。
刊行から年数は経っていますが続く円安、物価高騰などでまだ準備段階でない方も多いと思います。

本書では『資産を運用する世代』『運用しながら取り崩す世代』『取り崩して生活する世代』を紹介しているので、自分に当てはまる世代のアドバイスを参考にすると良いでしょう。



感想・評価

やす田
やす田
随所にあるグラフがとっても分かり易いです。

アンケート結果のグラフの他、日本の総人口の推移や高齢化の進展(予想)図、日米の貯蓄率の推移など様々なトピックをグラフで表しており、グラフだけを見ても色んな事が分かってきます。

やす田
やす田
縦書きなのに数字が多く読みにくい点も。

グラフはとっても分かり易いのですが、それを説明する文章が読み辛ぇwwwww
小数点以下まであるパーセンテージをほぼ縦書きで書いているのが難でした。
私、頭が悪いのでグラフと併せて読んでました(頭に入ってこなかったので・・・)。

やす田
やす田
内容としてはとても面白いのでオススメです。

私が老後の為にしたい準備チェックリスト

本書は大まかにいうと、『資産を運用して準備金GET』『地方へ移住して生活コストのダウン』などを掲げています。

やす田
やす田
ついでに私の現状と未来予想における準備金の獲得プランを考えてみました。

(・∀・{現状はこんな感じです。

  • 0歳児が1人
  • 夫の転勤のの都合で両家からは距離があり頼れる親族などがいない
  • 次の転勤までの年数は不明(人によるって感じ)
  • 自宅は借り上げ社宅の為家賃負担が少ない
  • 双方の実家の中間である首都圏に落ち着けたらいいな
  • 夫の希望で子どもは沢山欲しい(年齢的に3~4人くらいかな)
    ↑という訳で私もしばらくはフルタイム勤務が不可能
  • 両家に帰省するだけで結構な金額が飛ぶので十分な貯蓄が出来ない
  • 年間40万の積立NISAをしています

そんな感じで子供の人数が確定し、手を離れるまでは主に旦那が稼ぐしかない状況です。

(・∀・{以下はざっくりすぎる目標。
いや、現実味ねーよwwwwwと思いますがまずは現状を理解して目標を立てることが大切です💡

  • 子どもたちは奨学金無しで学校に行かせたい
  • 一番下の子が小学校に上がった時点でフルタイム勤務
  • ブログ・イラストでも稼ぐ
  • 子育て支援の充実した地域への引っ越し

くらいでしょうか。
私自身、父が転勤族の為転校もしていましたが、実際に子供が生まれてから旦那の意向で転校はさせたくないという事で、先5~6年くらいで定住先を確保する予定です。
※旦那は転職or単身赴任。

持ち家信仰者ではないですが子どもを数人持つとなるとやはり賃貸よりは持ち家が良いかなと話しています。
また、子どもの人数が確定したら戸建てorマンションで考える予定です。

その際はやはり首都圏近郊になりそう(両実家の距離的に)。
そうなるとやはり大幅なコストダウンが出来ないので、私が稼いで運用していくしか道はなさそうです(´・ω・`)

まとめ

  • 『老後難民』はエコノミストである野尻哲史氏が書いた”老後難民にならない為”のアドバイス本です
  • 社会人1万人アンケートを基に”老後”に関する考え方の統計がわかり面白い
  • 投資のポイント、将来の移住先のポイントを押さえています

いかがでしたか。今回は『老後難民 50代夫婦の生き残り術』という本の紹介でした。
退職後は、現役時代の蓄え&退職金で、収入の半分以下の生活をしなければなりません。

独身の頃は色々危惧して準備していたのですが、結婚してからは旦那がお金の管理をしている為全然貯金できませんwwwwwwww
自分の子どもたちに負担をかけないように頑張って準備していきます。

やす田
やす田
ちなみに独身のころやっていたNISAは婚前貯金とともに結婚式費用になったよ・・・。今は個人貯金がほぼ0やorz

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