元ホステスの私が『コワ～いキャバ嬢の話』を読んだ感想　概要まとめ

いつもお読みいただきありがとうございます。

只今実家へ出産の為立帰り中です。
暇なので実家にあった書籍を拝借。おそらく妹の私物だと思われるこちらの『コワ～いキャバ嬢の話』を読んだので感想をまとめました。

実は私は10年近く副業ホステスをしていたのですが、妹もキャバ嬢だった時期があったんです。(私はスナック中心でしたが。)

本書は前書きから察するに『コワ～いキャバクラの話』というキャバクラ業界の暴露本の第2弾といったかんじでしょうか。
東京・大阪・福岡などの大都市の嬢たちの話が中心なので私のように場末のスナック勤めではそうそうやべー!!という修羅場はありませんでしたが自身の経験と重ねて本書を紹介していきたいと思います。

著者:別冊宝島編集部について

扱う題材は政治、宗教、社会問題などなんでもござれ。
ムック以外にも文庫や様々な書籍を出版しています。

検索結果│宝島社の公式WEBサイト　宝島チャンネル (tkj.jp)

主な著書

	コワ～い婚活の話 (宝島SUGOI文庫) 文庫
	コワ~いキャバクラの話 (宝島SUGOI文庫) 文庫
	コワ〜いパチンコ店の話 (宝島SUGOI文庫) 文庫

とくに宝島SUGOI文庫は『コワ～い〇〇な話』といったシリーズも多く業界の裏側を知ることが出来ます。

『コワ～いキャバ嬢の話』の概要

編集部が様々なお店や嬢に取材をしてヤバめなお話を集めた内容です。
詐欺・メンヘラ・不衛生など業界には色々なキャバ嬢がいるものです・・・(;´･ω･)
知りたくなかった事実も知れちゃうかも・・・?

著者	別冊宝島編集部
刊行年月日	2011年8月19日
価格	￥457(税別)
体裁	222ページ/文庫本/ソフトカバー

『コワ～いキャバ嬢の話』の目次を少しだけ紹介

序章～第5章までの計6項目からなっていますが、それぞれの項も7～9ほどの小さな見出しがあります。
見開きで2～3ページごとで区切られているので読みやすいです。

さらに、各章の後ろに面白いコラムもあるので読み物としても楽しいです。

震災後なので、震災を語る詐欺がぼったくりの流行などの紹介がありました(;´･ω･)
東北民としては残念ですorz

現在はパパ活やらギャラ飲みやら、わざわざ夜の嬢にならなくても客とマッチング出来る仕組みが多くあるので、本書で紹介しているような女の子は減っているかもしれません。
なので、現在読んでみて『怖えー!!』と思うよりは『こんなこともあったのね～』と思うくらいがちょうどいいかも💡

こんな人におすすめです

キャバクラの話なので、キャバに興味のある人が読んだら面白いかな。
また私のような暇人の暇つぶしにも。
しかしながら上記の通りあまり内容にを真に受けないことが大切です。
とは言っても今でも一定数ヤバめの女の子はいるでしょうけれど・・・(;´･ω･)

感想・評価

編集部が取材したのが東京近郊など。
一般的な普通の嬢が多いと思いますが、中にはコワ～い女も。
昏睡強盗・マルチ詐欺・母親に搾取されながら働くホステス2世やメンヘラ女など。
様々紹介されていますが、私が働いていた秋田にもこんな人たちおったがな・・・(´・ω・`)
夜のお店で働く女の子って、どの地方でもあまり変わらないなー!!という印象。本書が大都市近郊をメインに取材していても、全国的に通ずるものがありました。

しかし、私のいた繁華街は狭い街の為、本書で紹介されているほどヤクザは暴れていなかったよ。

章末のコラムに『キャバクラ求人広告のウソ』みたいなコラムがあったけど、うーん!あるねー!!と思ってしまったwwwww

• (例)時給2,500～・・・←ベテランになったら
• ドレス無料貸与・・・←安っぽいやつのみ
• 勤務時間応相談・・・←相談にのって貰えないwwww

みたいなwwwww
高待遇に寄せられてキャストになっちゃう女の子いっぱいいるからねーwwwww
ちなみに私はスナック中心でしたが短期間のみキャバクラにいたことがあります。スナックの求人に応募したのに年齢的にと系列のキャバクラに入れられたのがもう嘘じゃんwwwwww
送迎も安価ですが有料ですし、ドレスは先輩方がおろした古いものばかりで結局自分で用意することになりました。

私の知る『コワ～いホステスの話』

とは言っても私は副業ホステスで、客層の良いスナックやクラブ中心でしたので聞いた話も多いですが・・・。

更年期ママが店で大暴れした話
当時働いていたスナックで更年期なのか?ママが切れやすく、カウンターに下げておいた空きグラスを全部なぎ倒し私の先輩ホステスの髪の毛を引っ掴んで怒鳴りながら外に出て行ったよ・・・。
私と他のお客さんはポカンで、とりあえずカラオケしたわ(;´･ω･)その時はその先輩と私しか女の子がいなかったので辛かったorz

後から聞くところによると先輩はボーイさんと横領していたとのこと。
後日、ニコニコ顔の先輩がこれからもお仕事頑張る♡と張り切っていてホラーでした。一生飼い殺しにされる未来しか見えなかった。

勤務中に平気でシャブを喰ってた女の子がいたらしい
これは当時働いていたボーイさんから聞いたお話ですが、お手洗いにこもってキメていた子がいたとのこと。
私がトイレが長かった時に不安に駆られたボーイさんが見に来て教えてくれたよwwww
私はそんなことしないからwwwwww失礼な!!
長いボーイ歴の中でそんなことって結構あるんだって。

席でデリケートゾーンを触らせる女の子がいた
友人に誘われて安いお店で働いたことがあるのですが、キャストも客もやっぱりそれなりでしたorz
席でパンストを破らせる女の子もいたし、お客といやにくっついて客の上着を2人で一緒に膝にかけてもぞもぞしてたり・・・。後で聞いたら指を入れさせていたんだって・・・orz
だからお前もやらせろと言われたときは辞める決意したわ。
何が怖いって、そういう女の子に限ってお化粧やヘアセットをしていない、『夜の人』感が全くないってこと。店側もそれでいいんかい。

女の子と雇われ店長が、お店の女の子を殺害した事件がありました
これは全国ニュースにもなったし大きな事件だったけど、仲良し2人な女の子だったのにその1人が店長と共謀してもう1人を殺害・林に遺棄するというとんでもない事件がありました。店長が横領していたところを注意したが為に、店長と付き合っていた女の子も一緒になって犯行に及んだとのこと。
真面目な方が痛い目を見るし、まだまだ若くこれから!!っていう子だっただけに本当に胸がいたんだよ。

ほかにも、客やボーイとの出来婚、自殺、横領、高飛び、ボーイさんが折檻されるなど本当に色々あったわ。
ママになって一生やっていく!!という覚悟がない限り早めに足を洗った方がいい業界ではあります。

まとめ

いかがでしたか。今回は実家にあった妹の私物『コワ～いキャバ嬢の話』を読んだ感想を紹介致しました。

震災にかこつけた詐欺やぼったくりなどについても触れていましたが、当事者である東北ではむしろ酒瓶が割れまくって営業どころではなかったし自粛ムード全開で夜の街に行くなんて雰囲気じゃなかったので私の知る限りであまりひどい話は聞かなかったけど、本書を読む限り東京近郊のほうはひどかったみたいですね。

また、可愛い子に限って不潔な汚部屋の住人だったりとかは共感できました。知り合いにもいるいるwwwwwwww

刊行から10年以上経っているし、あこがれて業界に入る女の子もいるくらいなので、紹介されているような女の子ばかりではないというとこを念頭に、ネタ作り程度で読んでみるのが良いかと思います。