いつもお読みいただきありがとうございます。
令和ももう5年、昭和生まれの私には様々な事が便利になったなぁと思います。
特に去年は出産の為、陸の孤島みたいな実家に帰省していたので今までは当たり前のように使っていたネット環境がずいぶん有難く感じました。
今回は、落合陽一さんの『超AI時代の生存戦略〈2040年代〉シンギュラリティに備える34のリスト』という本を読んだので紹介します。
いつものように当然ながら旦那の本棚を勝手に漁って読んだ1冊です。
さて、“シンギュラリティ”というのは、人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点のことです。
それにより人間の生活に大きな変化が訪れると言われています。
大人では特に、”AI発達の為に奪われる仕事”などの懸念がありますね。
カーツワイル博士によると『シンギュラリティは2045年!!』と言われています。
遠くない未来のため、今から備えるべきことはあるのでしょうか。
この記事では本書を読んだ感想や要約をまとめています。
- 『超AI時代の生存戦略』の概要
- 実際に読んでみた感想
著者:落合陽一さんについて
幼少期から様々な事に挑戦し、現在でも色々な事に挑み続けており、『現代の魔法使い』の異名を持つ。
父は国際ジャーナリストの落合信彦さんです。
筑波大学情報学群情報メディア創成学類を卒業し、現在は母校である筑波大学の准教授です。
主な著書
0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書 単行本 学ぶ側、教える側のヒントが満載! |
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これからの世界をつくる仲間たちへ 単行本 | |
ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法 単行本 |
経済や自己啓発が多数。
他にも対談やシンポジウムなどを書籍化したものも多いです。
『超AI時代の生存戦略』の概要
帯には『”現代の魔法使い”と称され、今、世界でもっとも注目される日本人科学者が説く、「個人」の生き方!』と紹介されています。
著者 | 落合陽一 |
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刊行年月日 | 2017年3月15日 |
価格 | ¥1,300(税別) |
体裁 | 200ページ/四六判/ソフトカバー |
『超AI時代の生存戦略』の目次を少しだけ紹介
- 超AI時代の「生き方」
- 超AI時代の「働き方」
- 超AI時代の「生活習慣」
の3章から成り、それぞれが細分化されていて、小タイトルを合わせて34項目です。
1つの項目が短いので読みやすいのが◎!!
『本書を読む前に』で次のように紹介されています。
本書は計算機技術の発展による「超AI時代」を生き抜いていくために、時代性を読み解き、必要なスキルやマインドセットなどについて解説したものである。
(中略)
本書は一般向け書籍の体裁をとってはいるものの、近年起こった変化や論考についての概説にもなっている。ぜひ、ご一読いただければ幸いだ。
と、いう感じ。
単純に『超AI時代』に備える為のリストというよりは、”今まではこんな世の中でした””これからはこうなるでしょう””だからこういう事が大切”みたいなことを色々な例を出しながら綴っています。
こんな人におすすめです
- これからの時代を生きるすべての人
この本の『本書を読む前に』では、読者についても書かれているよ。
本書が想定している読者は、現在の情報社会について大まかな知識を手に入れたい人、情報に関わる分野で働いている人などである。
まぁ、こういう感じの書籍を手に取る人は↑上記のような方が多いとは思いますが、何も専門的な用語が飛び交っているという訳でもないし、1つの項目についても短くまとめられているので、まだあまり情報的なものに関する知識が浅い人でも読めそうです。
感想・評価
単純にこれからの働き方について深く考えるきっかけに!!
産後の為にニートですが、就活中でもあります。
今までは”交通の便”を最優先に職探しをしていましたが、これからはもっと先まで続く仕事を!!と探しているよ。
いざその時が来たら簡単にいい仕事なんて見つからないし、子持ちでは動きづらいし、何より我が子に誇れるような大人になるぞ!!
ちな、超AI時代における働き方なら、『10年後の仕事図鑑』のほうが分かり易い内容でした。
帯にも『これからの時代、日本で働くために必要不可欠な全スキル!』と書かれている通り、読み手は『ビジネスマン』が多いかと思います。
しかしながら、本書よりも落合さんがいくつか出している別の書籍から得るもののほうが多く、別に書籍化するようなことでもないのでは?って感じ。
勿論、落合さんの書籍を初めて読む人や、シンギュラリティ本は初めてです!!という人には良いかもしれません。
まとめ
- 『超AI時代の生存戦略』は落合陽一さんによる”シンギュラリティ”に備えるリストが書かれている本です
- 生き方・働き方・生活習慣に関するヒントが満載
- “働き方”について落合さんなりの考察なども書かれています
いかがでしたか。今回は落合陽一さんの著書『超AI時代の生存戦略』について紹介致しました。
シンギュラリティについては以前から言われていましたが、もう10年そこそこできてしまうんだなぁ。
『のび太とブリキの迷宮』のナポギストラーを思い出します(`・ω・´)
本書では『絶対こうするべき!!』というような内容は無く、どちらかというと落合さんの考察ってかんじだけどそれでも読んでみる価値はあるかも。
だけど落合さんの著書をいくつも読んでいる人であれば、新しい気づきは無いかもしれません。