神羅万象14年の歴史を振り返ろう!! 各シリーズのストーリーまとめ

いつもお読みいただきありがとうございます。

ずっと好きだった神羅万象シリーズも終わり、荷物の整理中に昔収集していたカード類を発見。
また、昔のスマホをチェックしたところ神羅万象の写真がいくつか入っていたので思い出として記録していきます。

今でも布教したい作品ですので、神羅万象について全く知らないという人向けに記事を書いています。
少しでも興味を持っていただけると幸いです。

神羅万象とは

2005年3月～2019年夏まで発売されていたウエハースチョコの事で、1つの章で第3～4弾までのストーリー仕立てとなっており、カードを収集するとその物語が読めてくるというもの。

同じく玩具付きウエハースではビックリマンシリーズが有名ですが、カードが普通のトレカサイズなのでウエハースも同等の大きさです。
また、個人的にも神羅万象のチョコの方が美味しかったです。ビックリマンの方はチョコの味が舌に残る感じで、神羅万象はウエハース自体が美味(※個人の感想です)。

カードは1つの章で30種類前後。章によってはコンビニで購入した際の限定カードや、同じ絵柄のホロバージョンなどバリエーションにも富んでおり集めるのも楽しい反面コンプリートが難しい点も。

	神羅万象チョコ 公式ポータル (shinrabansho.com)
	神羅万象チョコ公式アカウント（@shinrabansho_wf）さん / X
	神羅万象チョコ – YouTube

イラストレーター：原川光博さんについて

調べてみたところ、及川さんの個人のWEBページやSNSアカウントは無いようです。
公式本での対談ページなどではウエハーマンで顔を隠しており、そのお姿もよくわかりません。
しかし、第一章のラードのモデルになったんだとか💡そうするちょっとふくよかなのかもしれませんね(ウエハーマンで隠れていない部分は確かに少しぽっちゃりしているかもしれません)。
尚、裏面のコメント『あっら～、あっれ～?』は当時の原川さんの口癖だったそうwwwwww

なんか、一気に親しみがもてますねー!!

神羅万象14年の歴史を振り返ろう!! 各シリーズのストーリーまとめ

出始めの頃はニチアサタイムにCMもしていたのでそれで興味を持ち購入することにしたよ。

第一章

• 第1弾　2005年3月14日発売
• 第2弾　2005年7月18日発売
• 第3弾　2005年10月17日発売
• 第4弾　2006年1月16日発売

遥か古、四部族が暮らす世界があり、全土を納めていた皇帝が失踪＆各部族の王も失踪。
それぞれの部族で若き王が即位するがなかなか混乱を払拭できない。

物語の主人公である聖龍族の王サイガは不穏な雰囲気を感じ取り中央へ。
そこで明らかになったのは皇帝マステリオン(敵)の仕業ということ。

対立していた四部族がそれぞれの正義の元で共闘し、元凶の皇魔族に挑むというスタンダードなストーリー。

尚、”聖”が”青”にミスプリされた幻のエラーカード『青龍王サイガ』が存在する。
その数極少につき私はまだオークションなどでも目にしたことがない。

第二章

• 第1弾 2006年4月17日発売
• 第2弾 2006年7月17日発売
• 第3弾 2006年10月16日発売
• 第4弾 2007年1月15日発売

平和な世界で突如、皇帝マステリオンを封印した『聖龍石』がボーンマスターに奪われる事件が発生。
それを奪還する為に伝説の部族王の血を受け継ぐリュウガたち5人の「光の戦士」が立ち上がる。

大魔界⇒神魔界⇒魔創境まで進むリュウガ達だが、既にボーンマスターはマステリオンを復活させていたorz

前作の敵が復活するのも2作品目のお約束的な流れでしょうか。
キャラデザは第一章よりも幼いですがそれぞれの子孫たちがそれぞれの王の面影があってまるで親の目線で見てしまいますwwwww

第三章

• 第1弾 2007年4月16日
• 第2弾 2007年7月16日
• 第3弾 2007年10月15日
• 第4弾 2008年1月14日

前作から3年、神羅連和国は上空から魔導王メビウスの奇襲を受ける。
世界征服を企み、破壊神デストールの隙をつき秘宝『コア・キューブ』(※所有者に神秘の力を与えると云われるクリスタル)を奪取した模様。

何とかメビウスを倒すも、コア・キューブを盗まれたでストールの怒りから地上への攻撃はやまない。
怒りを鎮めるためには『人間の可能性』を示す必要があるようだーーーー。

前作よりもちょっとばかり大人な雰囲気のリュウガ達が拝めて私は幸せです。

冨嶽伝

• 2008年4月14日発売

第一章よりも昔の時代を舞台としています。
聖龍王家次男のフガクは兄が倒れた為王位継承第一位に。
しかし王位を継承するには聖龍族に代々伝わる『大龍討伐の儀』を行う必要がある。
フガクは聖龍王の証である七支刀を持つ神龍である、七剣魔龍テンザンに挑む!!
がんばれ～🏳‍🌈

この章はカードも5枚のみなので集めやすいのがありがたいですね!!

神獄の章

• 第1弾 2008年7月14日発売
• 第2弾 2008年10月13日発売
• 第3弾 2009年1月20日発売

人類が調和神に平和を誓ってから800万年後の世界。
ある日天界に保管されていた神獄の箱の封印が何者かによって解かれ、封じ込められていた羅震鬼が地上に降り立ち侵略を開始(迷惑)。
今回の主人公・揮煌士マキシは、封印を解いたのが親友のゼロニクスであることを知る。
しかも新世界へ導く先導者になっており、味方になるか天界へ帰るかを迫られるーーー。

なんとか自分の中の正義を見出し全ての弱き者を護ることに。
果たして出来るのでしょうか!!

王我羅族の章

• 第1弾 2009年4月6日
• 第2弾 2009年7月13日
• 第3弾 2009年10月19日
• 第4弾 2010年1月17日

羅震獄の皇帝後継者である少女サン・モルテは部下とともに地上界に降りたのだがそこで調和神により神獄の箱へと封印されてしまう。
無事封印が解け、ルキアらに保護されたのだが、長年皇帝に仕え、サン・モルテ不在の中で王我血族の実質№1であるディルクルムは黙ってはいない。
マキシとゼロニクスは共闘しながらオデオンを倒すのだが2人とも消耗が激しく力は残っていない状況の中、ディルクルムはサン・モルテを奪取、色々あってモルテを吸収し明瞭王となり圧倒的な力を見せつける。
仲間たちの力を受け取り何とかマキシが勝利するも、第三章の登場したメビウスが再び登場ーーー。
この世界線での物語が最終局面を迎えます。

ゼクスファクター

• 第1弾 2010年4月5日
• 第2弾 2010年7月19日
• 第3弾 2010年10月18日
• 第4弾 2011年1月17日

秘宝・紺晶石を求めて『鳳凰学園』へ転入してきた今回の主人公・カイは、謎の男との闘いの最中であるカリンと出会った。
戦いで負傷したカリン(学園の生徒)はカイへ己の寝神具を託す。

学園生活を送るカイにひょんなことから『カイが学園転覆を目論むスパイ』であると疑いをかけられ、全校を敵にしてしまう。
学園長との戦いの中で、学園長は実父で母は魂獣だという事を知る
しかし紺晶石を奪取したのは生徒会長のカイト。紺晶石の契約者となったカイトを追い、カイは戦う事を決意。ZX-F(ゼクスファクター)へと覚醒し形成逆転するのであった。

ケモミミが見られて私は幸せです(鼻血)。

七天の章

• 第1弾 2011年4月18日
• 第2弾 2011年7月18日
• 第3弾 2011年10月17日
• 第4弾 2012年1月16日

異能の精霊・魂獣が暮らす弱肉強食の世界でのお話。
大帝が引退を決意し次期魂獣大帝を決めるトーナメントが始まります。
魂獣と人間のハーフである今期の主人公カイも勿論参加。
試合が続々と消化される中、かつて魂獣大戦を引き起こした戦犯である隠神刑部一族の大首領が紛れ込んでおり魂獣界征服を宣言します。
ここに、魂獣界VS隠神刑部一族の戦いが始まる!!

大魔王と八つの柱駒

• 第1弾　2012年4月16日発売
• 第2弾　2012年7月16日発売
• 第3弾　2012年10月15日発売
• 第4弾　2013年1月14日発売

ソロモン大陸は人間と魔物が同居する戦乱の世界。魔物達の頂点に君臨する大魔王を勇者達は見事大魔王討伐。
しかし実際には大魔王は聡明でならず者の魔物達をまとめあげ管理していたので、大魔王を失った魔物達は好き勝手に大暴れ。
再度立ち上がった勇者一行だったが、彼らにはもう魔物と戦う力はなく、やむを得ず自分たちで封印した大魔王を復活させ、助力を得ることを決断。
平和と秩序による世界統一を望む大魔王はこれを快諾。

封印が解けた大魔王アーク様はちびっ子の姿になっているし、かつての部下とも戦わなくてはいけなくて章を読み進めるのがドキドキハラハラです。
人間どもはまじで何してくれてんねん状態wwwww

九邪戦乱の章

• 第1弾 2013年4月15日発売
• 第2弾 2013年7月15日発売
• 第3弾 2013年10月14日発売
• 第4弾 2014年1月13日発売

前回の物語終了後は長く平和が続いていたのですが、七魔王によって幽閉されていたメフィストが脱獄し、再度ソロモン大陸が戦乱の舞台に。
七魔王は行方不明に、アーク様も魔力を失う事態となりました。
そんな中邪神軍とともに召喚された謎の少年アポロが今回の主人公です。
魂獣界の王子クー・フーリンと力を合わせ邪神軍に立ち向かう。
最終的に四大セラフ(敵)が融合し巨大な邪神王メルタ・トロスに!!

今回も力を奪われて子供の姿になってしまったアーク様ですがまた力を取り戻して勇ましいお姿を見せてくれるのがとっても嬉しいです。

天地神明の章

• 第1弾 2014年4月7日
• 第2弾 2014年7月7日
• 第3弾 2014年10月13日
• 第4弾 2015年1月12日

前回、アポロとアーク様により平和を取り戻したソロモン大陸ですがまだ不安なことがある為メビウスは天界へ。アポロ達も後を追います。
そこに現れたのが初代主人公のサイガ軍である。

章を進めるごとに歴代のキャラクター達が登場するのでワクワク感が半端ない作品でした💡

一鬼火勢の章

• 第1弾 2015年4月6日発売
• 第2弾 2015年8月10日発売
• 第3弾 2015年12月14日発売

今回の舞台である新世界では、鬼人・魔人・獣人・鋼人の四種族が天下を四分して統一の覇権を争っていた。
しかしそれぞれの国では内乱も続いています。
そんな国内外の戦乱を描くストーリー。

過去の作品のキャラクターもちょいちょい登場するのが面白いよ!!

幻双竜の秘宝

• 第1弾 2016年4月18日
• 第2弾 2016年7月18日
• 第3弾 2016年10月17日

航海調査団が発見した幻双竜大陸を目指して世界中の冒険家たちが騒ぎ出す。
ヴァンは自他共に認める世界最高位の冒険家で、長く表舞台から姿を消していたが今回は久方ぶりに冒険に‼
道中子供ドラゴン・アジ－ンがヴァンの旅に同行する。

冒険の一区切りに自宅に戻ったヴァンですが様々な依頼をこなしつつ忙しい毎日を送ります。
そんな中現れたのが、かつての仲間で裏切り者のゼル・ガロン。ゼルの目的は世界を再び破滅に導くこと。

ヴァンは止めることが出来るのか?!

流星の皇子

• 第1弾 2017年6月12日
• 第2弾 2017年6月12日
• 第3弾 2017年9月11日
• 第4弾 2018年1月22日

蓬莱大陸の一国・輝輪の魔皇帝メギドが世界征服を目論む中、輝輪族に滅ぼされた聖龍族の皇子ギンガが10年ぶりに復活!!
一族唯一の生き残りであるギンガは幼馴染の軍師ミホシら仲間と共に輝輪族を打倒し祖国の復興を目指します。

戦いの中、輝輪族皇后イルミナとメギドの子シグマの戦いがあったりと輝輪族の中でも色々とありメギドの乱心にも訳がある様子を突き止める。
最終的にはすべての元凶が妖魔王アルザードの仕業ということを知る。
それぞれの思いを胸にキャラクターたちも力を覚醒し最終決戦に挑みます。
戦いを見届けたイルミナは最期を迎えようとしますが、シグマとタウの魂を半分ずつ龍玉印に捧げることにより人間の女の子に転生。前世の記憶も失いましたがシグマの元で新たな人生を歩むのでした。

今回からカードの裏面が一新され、情報量もかなり少なくなりました。
公式HPでは『チョコっと劇場』と称してキャラキターたちの日常を覗くことの出来るコンテンツが公開されているよ。

魔怒暴威都市

• 逃亡編 2018年7月16日
• 激突編 2019年1月21日

未曽有の大天災により異常気象、食料不足により人類が激減。
人々は残された数少ないオアシスせ生活するしかなかったのに突如暴魔族によってオアシスが略奪される。
暴魔王ギルの幹部だったサンは謀反を起こし逃亡、用心棒として雇われた聖龍族のエンと共に数多くの追ってを振り切ります。

長い旅を経てアガルタに到着しますがそこにもオアシスは無し。
自由を勝ち取る為にはやはりギルを倒さなくてはならない。
アガルタの地を守るエルルゥの与える試練に乗り越えると様々な知恵や力がつき、エンたちはそれぞれ授かった力で決戦に挑みます。

1～2弾しかなく話も少ないためだよ。
この章でも『チョコっと劇場』が楽しめます。

この後の章は界顧録と称し、歴代のキャラクターたちが登場するスペシャル回なので実質今回の章で最終ということになります。
初回に比べてシンプルな内容にまとまっており、エピローグ等も無いので物足りない感はあります。

カード以外の作品について

カードだけを見ていてもなかなか作りこまれたストーリーで、登場キャラクターも皆個性的で素敵です。そこが魅力なんでしょうね。

	書籍 大全の他、完璧大全、超完璧大全、画集などが発売されています。 書籍に付いてくるオリジナルカードもあるのでこちらを購入しないとシリーズのコンプが難しい。
	カードゲーム 2015年にサービスが終了していますが、以前はオンラインカードゲーム(無料)もあり神羅万象の世界をゲーム方式で楽しめた。
	フィギュア サイガらミニフィギュア4種(台座＆カード1枚付き)の他、精巧なエクセレントモデルが4種発売されている。
	コレクションファイル カードを納めるためのファイル。 各章仕様が発売されている。

その他ステーショナリーや、一番くじでは複製原画も配布されていました。
私は普通のカードしか持っていないのですが、カードは透明フィルムに入ったまま無印のカードホルダーに保存しています。

グッズではありませんが、キャラクターの人気投票があったりウェブアニメが公開されたりと一時期は神羅界隈はかなりの盛り上がりを見せていました。

神羅万象好きを語りたい!!

社会人になってからは、友人の甥が集めているということもあり、コレクションを譲渡して私も卒業!!

・・・したはずだったのですが八柱で再熱wwwwwww
アーク様大好きです♡

という訳で再収集。なので八柱、九邪あたりが一番多いです(1章～はオタマートで購入したのでほとんどダブりが無い為)。
ハマりだした学生の頃より金はあるので大人買いもヨユー!!

この頃はシリーズが1億個販売突破という事で素敵な企画も開催されていて、私も当たり台紙をGETしたので見て見て!!👀✨

ちなみに応募券を切り抜いたあとの台紙も大切に取っています。

それで仕事から帰ってきてポストに手紙✉が届いていた時の喜びといったらないよwwwwwww

他にも、この頃はコインチョコも発売されていて、そちらはおまけに栞みたいな台紙が同封されています。
もちろんコンプ済。歴代シリーズの絵柄が尊いです・・・!!

まとめ

いかがでしたか。今回は趣味で収集していた神羅万象カードについて解説いたしました。
収集を始めた頃はもう高校生でバイト代もあったので当然大人買いして楽しんでいました。
アニオタやゲーオタはいましたが子供向けコンテンツのオタは周りにはいなかったので孤独なオタ人生でしたが楽しかったです。
しかも甘党でお菓子大好きな私は1日に何枚も食べられたので倍に幸せだったよ♡

シリーズが進むにつれてレアカードも多くなり、書籍特典、流通限定、イベント限定などコンプは困難を極めていて私も未だコンプは出来ていません。
今更神羅好きさんに会えることも無いとは思いますがいつか同じような気持ちの方とお話できたら嬉しいです。

【最後のお知らせ】
初めはただ「面白い物を作りたい」というがむしゃらな思いだけでした。
それはすぐにファンの皆様と共有され、共に歩む楽しさを教えて頂きました。
15年間、本当にありがとうございました。
またいつか新しい「物語」でお会いできることを願って…。
神羅万象チョコ スタッフ一同 pic.twitter.com/Zuj3PEdZQA

— 神羅万象チョコ公式アカウント (@shinrabansho_wf) October 25, 2019

シリーズ終了後は同じく原川氏書き下ろしのガオロードが発売されましたが、そちらも2023年で発売が終了となっています。
↑ガオロードの方は購入したことが無いのですが原川さんのイラストが好きなので、神羅を制覇できたら調べてみたいです。