いつもお読みいただきありがとうございます。
このブログでも度々私が参拝した神社&仏閣の紹介をしているように、神仏には大変興味があります。
また、各地を巡ってその由緒などの見聞を広げているうちに、自分がどれくらいのレベルで知識を持っているのか興味が湧いてきました。
丁度、『神社検定』という試験があったので申し込んでみたよ。
- 神社検定3級の範囲と傾向
- 神社検定の資格を持っている事のメリット
- 私が実際に受験してみた感想
この記事では、私が実際に3級の試験に申し込みをし勉強→受験→合格までの道のりを紹介しています。
勉強中もとても楽しかったので、興味のある方は是非参考にしてみてください。
神社検定3級に挑戦!!
そもそも『神社検定』とは何か?
神社検定(神道文化検定)は、神社が好きな方や、日本文化をもっと知りたい方のための検定です。
空前の神社ブームも影響してか、神社の参拝者は急増し、神社に対する社頭での質問も多く聞かれるようになりました。
そんな中、より多くの方々に神社についての正しい知識を学んでいただき、「日本のこころ」を再発見していただくため、神社本庁監修のもと、神社検定はスタートしました。日本全国には、約8万の神社があります。
そしてそれら1つ1つの神社に、悠久の歴史が宿っています。
神道は、日本文化の源です。
蘊蓄(うんちく)を語りたい人も、ガイドに活用したい人も、生涯学習のテーマにしたい人も、神社検定にトライすることで、これまでアタリマエに知らなかった日本文化が、きっと見えてくるはずです。神社検定HPより引用
日本全国には摂社や末社なども含め数多くの神社があると言われています。
神話はこの国の成り立ちや天皇の祖先などの話が数多くあり、神社の歴史を知ることは神々が信仰されるようになった時代背景なども含め日本の歴史を知ることにもなります。
またわざわざ受験しなくても、町内やご近所にも必ずと言っていいほど神社がありますので、身近な歴史を知ることも勉強になりますよ!!
受験資格
特になし。
但し、新型コロナウイルスの影響で今年から会場での受験ではなくオンライン検定となりましたので、自宅にインターネット環境があることが必須となります。
受験料や問題数など
階級 | 検定時間 | 出題数 | 受験料 |
---|---|---|---|
初級 | 45分 | 50問(3択問題) | ¥3,000 |
参級 | 70分 | 100問(4択問題) | ¥5,000 |
弐級 | 90分 | ¥6,100 | |
壱級 | 90分 | ¥7,200 |
初級はもっと幅広く検定について知ってもらいたい&気軽に受験してねという事で新設された階級です。
基本的には上記の通りですが、時間帯がずれ込むことにより、2・3級は併願できます。
併願することで受験料が割引となります。
- 2・3級併願 受験料¥10,000
また、再試験を受ける際はリピーター割引もございます。
例え合格していても何度でも受験が可能です。
(※リピーター割引は合格者が対象)
その場合は合格認定番号が必要です。
- 3級 受験料¥4,700
- 2級 受験料¥5,800
- 1級 受験料¥6,900
今回不合格でも再挑戦したい!!という方にも嬉しい再挑戦割引がございます。
割引を利用する際は前回の受験時の受験番号が必要です。
- 3級 受験料¥4,300
- 2級 受験料¥5,400
- 1級 受験料¥6,500
各割引の併用はできませんので注意が必要だよ!!
『神社検定3級』で勉強する範囲
公式サイトに使うテキストの記載があるので参考にしよう。
階級 | 公式テキスト |
初級 |
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参級 |
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弐級 |
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壱級 |
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各テキストに『〇級用』と書かれていて、これも使うじゃん?と思っても基本的に上記の範囲を勉強しておけばOKです。
利用した教科書
ですます調で書かれており、写真やイラストも豊富です。
各章にきちんとポイントをまとめているコーナーもあって分かりやすいです。
読むだけなら何日もかかりませんが、基本暗記が多いので大変です。
また、古事記と日本書紀では登場する神々の表記も変わっていたりするので注意が必要だよ。
テキスト | 範囲 | 特徴 |
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『いろは』が横書きなのに対して『おへそ』は縦書き。見開きページも逆という違いがありますが、基本的には丁寧な内容です。
神社のいろはについて
『神社』そのものの歴史がメイン。
境内の基本的な配置や、社殿の種類&比較。近所の神社などで見比べてみると確かな違いがあり楽しい。
参拝方法は、一般的なお参りの他厄払いなどの正式参拝の作法も紹介されており、授与品の祀り方など実際に日常生活の中で必要な知識が紹介されています。
受験しなくても、”一般常識を知る”程度に読んでおいてもいいかも💡
また、様々な神社の歴史やご祭神についても触れています。
読むだけで普通に面白いです。
神話のおへそについて
いろはが”神社”の解説に対しておへそは『神話』について紹介しています。
全部で11段ある話を現代語訳された本文と、各段ごとに登場する神の系譜で分かりやすくまとています。
また古事記での展開についても団ごとに記載があるので比較しても楽しいです。
神様の名前が漢字ばかりでしかも似たような神名も多いので覚えるのには一苦労です。
実際に挑戦してみた
受験への申し込みは公式HPの専用フォームから。
私の場合は受験料はクレカ決済だったのでそのままスムーズに行うことができてとても良かったです。
その後、指定したメールアドレスに申し込み完了メールが来て申し込みはOK!!
受験日が迫ってくるとオンラインの自分の受験ページの動作確認をしなければなないのですが、なんとパスワードなどが送られてこない/(^o^)\
HPには送付済みとあるのですが、如何せん携帯電話のキャリアメールに指定したので自動で迷惑メールに振り分けられた・・・?
ドメインも指定していたし、申し込み完了メールは来たのにorz
auってこんなことよくあるわorz キャリアメール指定の場合、私のようにメールが正しく受信できない可能性があるので注意が必要です。
とはいっても、申し込み時の受験番号があればHPのフォームからPW検索ができるので一安心です。
前日のうちに動作確認を行い正しく動作することを確かめておこう。
不具合の場合平日であれば電話で問い合わせが可能です。受験日は日曜なので土曜に慌てるかもしれませんがHPにチャットのフォームのあるので慌てずに。
一応、前日にきちんと動作確認をして問題なし♡
いざ当日の受験開始時間にページが開かないという不具合が・・・orz
『は?』と思いながらcookieを削除することで何とかクリアorz
これだけで20分以上消費した(´・ω・`)
前日の動作確認も大切ですが、可能であれば当日にもきちんと確認をしておこう。
おかげで全問解けてないよwwwwwww(´;ω;`)
1ページに1問て(;´・ω・)
1問解いたら『次へ』みたいなところをクリックして次の問題に挑むので、全てのページを確認してわかる箇所から解きたい人には酷ですが、1問ずつ確実に解いた方が賢明です。
また、100分で70問出題なので1問につき1~2分で解答しなければなりません。
オンラインだからカンニングし放題☆という甘い考えでは合格できないよ!!テキストめくる時間も惜しいからね!!
だからしっかりと勉強に時間を割くことが大切です。
合否は70点以上!!
受験日の翌日にHPにて解答が掲載されます。私自分の解答メモってないよー/(^o^)\
更に、7月15日にはHPで合否の確認が可能。全然見てなかったorz
それでも8月下旬から受験者には郵送で合否の通知がきます。
合格者には、成績通知書と絵馬型の認定証が届きます。
認定証はスライド式の台座がついており飾ることも可能です。
ちなみに、有料ですがカード型に認定証も発行してくれます。
自分の不手際とはいえ、あの短時間でよく頑張った!!
平均よりも若干下だけど、これなら解いた箇所は全問正解したんだろうな~!!という感じです。
神社検定資格保有のメリット
- 神社や日本の歴史に詳しくなる
- オリジナル御朱印帳を割安でゲット出来る
- 専門誌『皇室』の年間購読をお得に申し込める
メリットとして大きいのはやはり知識が増えるという事でしょう。
人は生まれてからお宮参りや七五三、厄払い、成人式や結婚式など様々な神道の行事を行います。
予めマナーを知っておけば困ることも無く恥をかくこともありません。
また、神社や神話の基礎知識があれば近くの神社や観光などで訪れた神社でも十分に楽しむことが可能です。
履歴書に書けるか?といえば書かなくてもいい様な資格ですが人生を豊かにするのには十分ですね。
そして公式が販売しているオリジナルの御朱印帳も安く購入することができます。
いや、受験してなくても金払えば買えるんかいwwwwwと思ってしまいますけどね(`・ω・´)
まとめ
- 神社検定は日本の歴史や神社・神話の知識を学び日本文化の再発見を目的にしている試験です
- 今年からオンライン試験になったので動作確認など予めの準備が必要
- 3級は主に神社と神話の基礎知識を学びます
いかがでしかた。今回は私が6月に受験した『神社検定3級』についてまとめました。
完全に趣味の資格にはなりますが、神道というのは日本人とは切っても切れないものなので勉強しておいて損はないと思います。
普段はそう言った事に興味のない方でもお祭りや初詣、受験の合格祈願など参拝することもあるかと思います。
年齢に関係なく、一生使いたい知識が豊富です。
コロナの関係もありオンライン開催してくれているので外出の手間もなく、暇な方や興味のある方は是非受験してみては。