いつもお読みいただきありがとうございます。
2022年8月26日(金)、予定日より4日超で可愛い女の子が誕生(n*´ω`*n)
しかしながら30代半ばの初産の為、『超安産!!』とはいかず、促進剤も効かない状態でした。
その為陣痛室では検索魔と化し、色々な妊婦さんの体験談を読み漁ったよwwwwwww
この記事では、同じように『破水してから陣痛が来ない』『促進剤が効かない』といった方の参考になればと思い私の体験談を綴っています。
- 破水したらどうする?
- 促進剤の種類
- 陣痛を耐える方法
Contents
30代半ばの初産レポート
最初は順調と思われていた胎児ですが、妊娠後期になってくるとなんかビッグサイズにwwwwww
とは言っても4,000g超とかではないから所謂”巨大児”では無いのだけれど・・・。
夫婦生活も苦労する程の狭い膣の持ち主である私は妊娠中から恐怖しかなかったよwwwwwww
山奥にある実家周辺では熊の目撃情報もあり猟友会が銃を持って出撃する騒動もあり、確かにお散歩などの運動はしていなかった・・・orz
何か食べ物とか控えた方がよかったのか・・・?
先生曰く、旦那が出生時にBIGだった場合子も大きくなりやすい、または両親がスポーツをしていた場合子も大きくなりやすいとのことでした(いづれも先生が今まで見てきた中での感想で医学的根拠があるわけではないとのことです)。
どちらにしても子が大きいのは子の個性で私起因では無いとのことだったので対処のしようがなく出産が近づくにつれビクビクしていたよ・・・wwwwwwwww
破水してそのまま入院へ
出産予定日が8月22日で、前の週の17日の健診では子宮口は1mmも開いていないから予定日は過ぎるかもね~と言われていた私。
翌日17日は朝から尿漏れがあり誰にも見られていないのに恥ずかしい思いをしながらお手洗いへ。
しかし何度もあったので念のためにおりものシートを装備してもすぐに濡れてしまう(´・ω・`)
もしや・・・?と思い産院へ連絡し、『とりあえず来て』と言われたので先生に診てもらうことに。
田舎の実家から街の産院までは車で1時間もかかるのにお母さんまじでありがとう。
病院に行った結果、やはり破水ということでそのまま入院へ。
破水って出産時にばっしゃっと水が出てくるというイメージがありますよね。
しかし、実はいくつか種類あって、下記の通り。
- 適時破水
陣痛が激しくなり子宮口が全開になってら、胎児を包んでいる卵膜が破れて羊水が流れ出てくること。 - 前期破水
陣痛が始まる前、子宮口が全開でないけれど破水してしまうこと。 - 高位破水
子宮口から離れた箇所で卵膜が破れ、ちょろちょろと少しずつ羊水が流れ出る状態。
私はこの高位破水というものを起こしていたようです。
高位破水の場合、尿漏れと勘違いして気づかない妊婦さんも多いんだって。
陣痛の前に破水したら、卵膜が破れている為に外の世界と赤ちゃんの世界が繋がってしまい、感染症のリスクが高くなります。
その為、破水を疑ったらすぐに病院へ連絡することが大切です。
特に気づかずにお風呂やシャワーを使用した場合感染症のリスクがあがるので要注意だよ。
と、言う訳で入院するも感染症対策の為に翌日には産むてはずで陣痛室で待機という事に。
子宮口も1cmくらい開いているらしいですし。
促進剤は2種類!!どちらも効かないという事態にwwwwww
説明を受けたのは2種類の促進剤で以下のものがあります。
- プロスタグランディン(内服薬)
子宮口を柔らかくするお薬。1時間ごとに1日最大で6錠まで内服可 - オキシトシン(点滴)
子宮筋を収縮させるお薬。徐々に投与のスピードを上げていく
いよいよ本日(8/19)に生まれるのか・・・!!と思いつつ説明を聞くと今回は錠剤を使用するとのこと。緊張するぜ!!
ちなみに既に破水している為、感染症対策のため私は1日2回抗生剤の点滴もします(´・ω・`)
そして1cmくらい開いていたという子宮口はまた閉じているとのことwwwww くっそwwwwww
内服薬の促進剤を使った経過と感想
飲んで少ししてからお腹が張るという感覚がありました。
分娩監視装置をお腹につけて(※胎児の心音と子宮の収縮を可視化する装置)、張りを耐えるも『あー痛ぇ』程度の経度なもの。
この日は初めてだったので1日最大6錠までOKですが4錠でストップ。
ちなみに途中で昼食の時間もありましたが普通に食べましたwwwwwww
そして投薬の終わりと共に、お腹の張りも終わるという事態にwwwwwwwww
とりあえず土日を挟むので土日は何もせずに様子を見よう!!とのこと。
翌週月曜(8/22)も同じお薬に挑戦。
この日は最大数である6錠まで内服し、張りもだけど陣痛か?という痛みが出てきました。
だけど投薬の終わりと共にお腹の張りも終わりにwwwwwww
8/23は泣きのもう1回wwww
同じく内服薬を最大6錠まで(`・ω・´)
しなしながら内服の終わりと一緒にお腹の張りも終了。
しかしながら、その日の夜は内服中と同じようなお腹の張りが続きました。
朝になったら終わってたけどwwwwww なんでだwwwwwww
子どもは出てくる気配もないけどすごく元気!!
ちなみに子宮口は1.5cmほど開いているらしい。
点滴の内服薬を使った経過と感想
3日間内服薬を使用したけどどうにもならなかったので、当初の予定にはなかったけど24日~点滴タイプを投与することに。
点滴を打っている間は食事🍴が出来ないという事で、食事の替わりになるような栄養の点滴も同時に打ちっぱなしになります。
最初に少量を投与して30分毎に投与する量を増やしていきます。
24日は記念すべき(?)初オキシトシン。
打ち始めて30分程度で陣痛っぽいものが。ナースさんが30分毎に点滴のスピード上げに来るんだけどだんだんと私が耐えられなくなり泣き叫ぶ事態にwwwwwwww
これが陣痛・・・だと・・・?
私『これいつまで打つの?!』
ナース『生まれるまでずっとだよ!!』
ヒィヒィ言う私にナースさんも付きっ切りで励ましてくれたよ。
だけど結局耐えられなくなりMAXまでいかず途中で打ち止め。赤ちゃんにも申し訳なかったわ。
翌日25日は、前夜に陣痛を耐える方法などを調べまくって何とかMAXまで耐えきってやったぜ。
この日は私より後に入院してきた女の子が先に分娩室へ行き、ナースや助産師さんたちもそっちについていたのでぼっちで孤独でしたwwwwww
誰か1人でいいから励ましてくれやwwwwwww
隣の分娩室からの産声と『おめでとー!!』の声をきいて頑張るぞ!!と意気込んだけど夕方には私も限界を迎えていたよ。
MAXまで投与しても子宮口は4cm!!嘘だろ。
追加投入されるところでしたが私が全力で拒否したのでこの日も終わりに(´・ω・`)
促進剤に乗って自分の陣痛がくる、という事もなく投与の終了と共にお腹も落ち着きました。
内服薬の時のように夜に張ってくるとこも無く平和wwwwwww
そして26日。
既に破水から1週間以上経っており、羊水もかなり少なくなってきました。
なのに子供は元気という不思議な状況です。
しかしながら生まれないので、本日も点滴、無理なら赤ちゃんかわいそうなので帝王切開!!
どちらにしても本日がゴール!!とのこで、終わりが見えると痛みも何とか耐えられるように。
この日も私より後に入院してきた女の子が先に出産wwwwwwww
助産師さんも『赤ちゃんも頑張ってるから、ママも頑張って!!』と励ましてくれたけど、
1週間も入院してるので『まだ産んでなかったの?』とか悪意無く言ってくる方もおりメンタルは結構傷つきました。
なお、点滴はMAXまで投与を終え追加でさらに投与。意識飛びそう。
陣痛も2~3分間隔で来ているのですが子宮口開かねぇwwwwwwwwwww
夕方もういいでしょ!!って時に先生がみてくれたけど『うーん、いきめば全開かな。』
まだ全開じゃないんかいwwwwwwww
と思いながらも分娩室へ。出産って本当に大変なんだねぇ。
いよいよ出産!!陣痛を耐える方法とは
例えるなら腰を金属バットでフルスイングされているような、腰の上をダンプが通過するような感じです。
それでいて肛門もいじめられている感じ(´・ω・`)
よく、肛門にはテニスボール、腰はさすってもらうと楽になると言われていますが、私の場合は腰痛いのにさすられると余計に痛かったです。
内服3日、点滴3日の計6日陣痛に耐えた私が一番楽だった体勢を教えますね!!
ずばりペタンコ座りをして肛門のところにテニスボールが来るように置いておくことです。
やはり子供は下の方向にむかって降りてくるので、母体も寝そべっているより縦になっている方が母子ともに楽です。
また、陣痛の瞬間は肛門から内臓出るんじゃないかっていうくらいの勢いなのでテニスボールで肛門に蓋をするイメージですわります。
肛門を抑えることによって腰への痛みも和らぎます。
これから出産を迎える人は是非試してみてください(`・ω・´)
鉗子分娩で無事出産
この時を待っていたんや・・・!!
しかし、子宮口は『いきめば全開』の状態で通常時はまだ全開ではない様子。
その為分娩室では助産師さんと2人きりですが、助産師さんに他の業務があったりして『私ちょっと行ってくるからなにかあればナースコールしてねー』とぼっちにされる時間帯も。ええんかこれ(´・ω・`)
だけどいきんでもOKになると、陣痛室で陣痛を耐えていた時よりはいささか楽に。
また、通常、陣痛が1分間隔くらいになるのですが、まだ自分の陣痛じゃなくて点滴による誘発なのでずーーーっと2~3分間隔。
しばらくしても生まれないので、先生は2人がかり、ナースや助産師、大学病院から来た外部の先生など、総勢5~6人に囲まれての出産となりました。
薬による陣痛で自分の陣痛が1mmも来ていないため、今一ついきみが足りなくてなかなか赤ちゃんが出てきません。
とりあえずお産に備えて会陰を切開!!
そしていきむ時に、1人の先生が上から押して、もう1人の先生が下から引っ張る作戦に!!
しかし吸引は3回トライして上手くいかずorz
お次は鉗子!! ブツがデカくて私もビビるwwwwwww
先生入りませんてwwwww
しかし無視されて挿入wwwwwwww
私も死にそうwwwwwwwww
とその時、
助産師さん『下見て!!』
いきみ私『!!!!!!』
血だらけの赤ちゃん・・・・!!!!!
一気に体の力が抜ける私。生まれんか~。
赤ちゃんとゆっくりしたかったけど、少ない羊水で頑張ってくれた赤ちゃんは感染症の危険がある為小児科の先生が連れて行ってしまいました。
術後は切開部分の縫合をします
切開した会陰の他、肛門付近や膣の中も裂けてしまった為溶ける糸で縫合します。
一応麻酔を打ってくれますが肛門や膣に使える麻酔が無いとのことで産後のどさくさの痛みで縫合へwwwwww
いやでも痛ぇーよ( ;∀;)
先生『鉗子分娩ってねー、俺より若い先生だとやる人いないんだよねー。昭和の遺物だからね、鉗子も処分するところだったんだよー』
私『先生も若いじゃん』
先生『でも俺も鉗子分娩したのこれで2回目だわwwwwwwww』
私『先生・・・・・!!!!』
もし鉗子でも出なかったら半分出てきてた頭を子宮に押し込めて、帝王切開に切り替えるところだったそうです。
危ねーーーーー!!!!!!
安産・難産に明確な定義はないそうです。
しかし、今回はかなり人の手が入り、時間も要したため間違いなく難産と言えたでしょう。
それでも、きちんと産道を使うことが出来たので良かったです。
私のように『破水したけど陣痛がこない』という人や『促進剤を使うことになった』という人など、産院に来てから出産まで時間があると色々と考えて不安に思うかもしれませんが、絶対に我が子に会えるので頑張ってね!!
まとめ
- 陣痛の前に破水する場合がある
- 促進剤は2種類ある
- 陣痛は横になるより立つか座っていた方が楽です
いかがでしたか。今回は先々月に出産した時のことをまとめてみました。
初めての出産で不安なことも多い中、陣痛前に破水するというアクシデントもありましたが無事出産できて良かったです。
私自身も出血多量でフラフラでした~。
子はそのまま保育器で1週間過ごし、その後健康に育っています。
どんな場合でも子供をお腹の中に放置できるわけがないので、病院もあの手この手で産ませようとしてきます。
心身ともに辛い時でもありますが、絶対にこの手に抱ける日が来るので頑張ってね。