いつもお読みいただきありがとうございます。
1世紀以上前に書かれた自己啓発本『原因と結果の法則』をご存知ですか?
今回も夫の本棚から拝借しました。
薄かったので読みやすいかなと思ってチョイスしたけど内容も至ってシンプルですぐに読み切る事が出来ました。
100年以上前のイギリスで書かれたものですが、現代でも十分に通じる事が沢山溢れていたので紹介致します。
- 『原因と結果の法則』の概要
- 実際に読んでみた感想
著者:ジェームズ・アレンさんについて
15歳から様々な仕事を転々とし、38歳の頃から執筆活動を開始しました。
執筆は9年間と短いものの、国外での著作権を放棄しており早いうちから全世界で読まれています。
ジェームズの自己啓発本、特に今回紹介する本書はカーネギーなど他の思想家にも大きな影響を与えたとされています。
主な著書
きっと!すべてがうまくいく 単行本 | |
ジェームズ・アレンの心を新たにする365日の言葉 単行本(ソフトカバー) | |
「起こること」にはすべて意味がある: 思い描くことが現実になる「引き寄せ」の法則 (王様文庫) 文庫 |
詩集、自己啓発本が主です。
現代でも愛されているのはその分かり易さ故かもしれませんね(`・ω・´)
『原因と結果の法則』の概要
彼の代表作『AS A MAN THINKETH』を和訳したもの。
翻訳者の坂本貢一さんはアメリカにてとある方から『落ち込んだ時に読んでね!!人生なんて単純だぜ!!』と本書をプレゼントされたとのこと。
その通り、複雑な思考は無くただ単純に人生を考えるきっかけになるような内容です。
著者 | ジェームズ・アレン |
---|---|
和訳 | 坂本貢一 |
刊行年月日 | 2003年4月25日 |
価格 | ¥1,200(税別) |
体裁 | 95ページ/ハードカバー |
『原因と結果の法則』の目次を紹介
- 思いと人格
- 思いと環境
- 思いと健康
- 思いと目標
- 思いと成功
- ビジョン
- 穏やかな心
目次からもわかる通り、思い(心)について書かれています。
100ページに満たない本ですので1章もそれぞれ短くまとめられています。
自分の性格、環境、老いまでも自分のコントロールでどうにでもなるらしいです。
だから環境のせいにしない、他人のせいにしない。今ある事柄の結果は全て自分自身が招いた原因のせいだとのこと
いや、分かってはいるんだよ私だって!!だけどやっぱり色んな方面に言い訳を擦り付けて向上出来ない事もあるよね・・・orz
改めて気持ちを持ちなおそうと思ったよ。
こんな人におすすめです
- 最近思い悩んで知る人
- 自分に克を入れたい人
内容としては多分、私たちが子供の頃に親や先生に言われていたような事なんだけれど大人になると忘れがちです。
だから翻訳者さんのエピソードで先述したように、悩んだ時に読んだら人生って案外簡単だと思えるので、こう言った事を改めて認識したいタイミングで読むのがオススメ。
また、悩んだ時以外にも何かを始める時など心を落ち着かせて克を入れたい方も是非読んでみよう。
感想・評価
自己啓発書などは結構、具体例がずらりと並んでいる印象ですが本書は結構ふわっとした表現を使っています。
例えば、
- 宇宙はつねに公平です
- あなたの環境は、あなたの心を映す万華鏡です
みたいな感じ。
こんな感じばっかりだったら『は?』となるけど、内容がシンプルすぎて逆にこんな風なのが良いのかも💡
私頭悪いので、色んな用語を並べられてくどくどと説明するよりも想像が出来やすくて入ってきました。
ジェームズは夜明け前に丘に登り瞑想(神と交信)していたとの事なので、神や宇宙などの比喩を使っていたんですね。
夫の書物を度々読んでいますが専門用語が多いので箸休め的な感じで読んだよ~。
先述の通り、人は思い(心)の通りの人になるという内容です。単なる精神論というよりももっと哲学的な感じなのですが。
だからまぁ、『わぁ!!なーるほど💡』という事ではなくて、『そっかぁ・・・そうだよな!!』と今の自分を見つめなおすきっかけにするような1冊です。
様々なことがコントロール出来るとなると、今の自分の足りないところ、環境、あらゆる箇所に気を配れるようになります。
私みたいにズボラな人は定期的に読み返して心にとどめておきたいです。
まとめ
- 「原因」と「結果」の法則はイギリスの謎の哲学者ジェームズ・アレンによって100年以上前に書かれた自己啓発書です
- カーネギーなどにも影響を与えた、自己啓発のバイブルとして世界中で読まれている
- シンプルでな内容で理解しやすい
いかがでしたか。今回は自己啓発のバイブル「原因」と「結果」の法則を読んだ感想をまとめました。
抽象的な内容なので、これ!!という事は無く仕事、恋愛、生き方などあらゆることに当てはめて解釈することが可能です。
間もなく親になる私にとって、今考えておかなればならない事も多く本書は良いきっかけになりました。
本書のようにシンプルに物事を捉えて、最善になるようなコントロールに努めたいと思います。