いつもお読みいただきありがとうございます。
前回まで挑戦した11~6級は小学生向きの『算数検定』でした。
5級からは主に中学生で習う範囲の『数学検定』となります。
久々すぎて忘れているところもあったのでじっくり勉強し直したよ。
- 数学検定5級の範囲と傾向
- 大人の私が実際に解いてみた感想
この記事では、実際に受験したわけではなく、過去問を解くことで受験した気分を味わっています。
その為、出題の傾向などは分かりますが実際の受験会場などの雰囲気はお伝えできませんので悪しからず。
数学検定とは
算数部門と数学部門に分かれており、今回私が挑戦したのが『数学検定』だよ~。
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省。対象:1~11級)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。
おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。
受験資格
特になし!!
該当の階級にあう児童・学生は勿論、就職の為に資格取得したい就活生、生涯学習の為に始める大人の方など誰でもOKです(∩´∀`)∩
ちなみに夫も挑戦し無事取得しておりました💡
階級の構成 受験料や問題数など
階級 | 検定時間 | 出題数 | 受験料 |
---|---|---|---|
1級 | 1次:60分 2次:120分 |
1次:7問 2次:2題必須 5題より 2問選択 |
¥5,200 |
準1級 | ¥4,700 | ||
2級 | 1次:60分 2次:90分 |
1次:15問 2次:2題必須 5題より 3問選択 |
¥4,200 |
準2級 | 1次:15問 2次:10問 |
¥3,700 | |
3級 | 1次:60分 2次:60分 |
1次:30問 2次:20問 |
¥3,200 |
4級 | ¥2,700 | ||
5級 |
“算数検定”とは違い、1次試験、2次試験と別れております。
両試験とも同日に行われます。
また、1次のみ合格・2次のみ合格した場合は次回の検定で試験が免除。それに応じて受験料も割引となりますので、詳しくは公式HPで確認しよう。団体受験の場合も割安です。
『数学検定5級』で勉強する範囲
とは言っても、全て中1で習う範囲という訳はなく、出題は3割程度。
小5~6の範囲も混在しているので、現在の範囲だけでなく過去の範囲も復習しておくことが大切です。
5級 | 4級 | 3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 |
中学1年生 | 中学2年生 | 中学3年生 | 高校1年生 | 高校2年生 | 高校3年生 | 大学・一般 |
利用した教科書&参考書
こちらも旦那の私物を勝手に拝借しました。
今回の級からは文章題のテキストも。とは言っても文章題テキストは前の級から存在はしていたんですけど所持していなくて・・・モゴモゴ。
他の事と併用していたので数日掛けて行いました💦
テキスト | 範囲 | 特徴 |
要点整理 |
|
|
文章題練習帳 |
|
|
過去問題集 |
|
|
小5、6でも出題された範囲も多いですが応用をきかせています。
一次方程式も多く出題され、整数だけでなく分数・少数などを織り交ぜた問題が多数。
図形では、合同や対称も出題範囲に。
従来通り、三角形の角度などと共に新しく円や扇形の面積にπを用いての計算も。
久々でびっくりしたwwwww
要点整理について
1つのトピックに基本→応用→発展の問題が記載されており、基本問題と応用問題は解き方&解答付きで詳しく解説されています。
発展問題のみが解答を隠されている状態ですが、詳しい解説は巻末にまとめてあります。
極端な話、私達大人であれば基本&応用はさらっと読む程度でOK!!発展問題を解いてみて問題なければ次の項へ行く流れで勉強しました。
それでも忘れているところもあったのでしっかりと読み込んだよ。
文章題練習帳について
数式を解くだけの問題ではなく、文章問題に特化した問題集です。
1ページごとに練習と題した穴埋め問題があり、次の1ページで例題を解くスタイル。
しかし要点整理と同じで例題も同ページに既に解説が入っています。
納得ができたら章の最後に確認テストがあるのでそちらにチャレンジしてから次項へ。
また、最後の方には長めの文章問題が3問あるのでいい練習になります。
そして付録で図形問題も。文章題という感じではありませんが、応用がきいており疲れた頭のリフレッシュになりました(図形得意wwww)。
過去問について
過去問は4回分。
算数検定の時には6回分収録されていましたが、今回は1次&2次で試験が分かれているため、収録年数は少な目。
巻末には取り外し可能な解答&解説の小冊子がくっついています。
解答用紙もあるので印刷して使おう💡
実際に挑戦してみた
本当は同日に行うんだけど働きながら、家事しながらの余暇でだったので・・・(´・ω・`)
でも『?』という問題もあったので、要点整理で勉強していなかったら完全に分からなかった問題も。私の頭は中学生くらいまで退化してしまったんか・・・orz
とりあえず全問正解したけど時間たったらまた忘れそう(;´・ω・)
1次試験はほとんど計算問題でした。
今までの算数検定と同じように、整数・分数・少数を織り交ぜた計算。他1次方程式。
合間に比を簡単にしたり、最小公倍数や最大公約数を求める問題がありました。
2次試験は文章での設問が多い印象です。
表やグラフからの読み取り問題や図形の出題もこちらです。
1つの設問(文章)にいくつかの小さな問題があるので、しっかりと意味を理解する事が大切です。
その点においても文章題テキストの活用は良いかもしれません。
まとめ
- 数学検定は、主に中学生以上の年齢を対象とした数学の技能を図る為の試験です
- 数学検定5級は中学1年生向けですが何歳でも受験可能
- 文章をしっかり理解するスキルが必要です
いかがでしたか。今回は”数学”の検定では初級になる5級に挑戦しました。
実際に会場で受験はしていないのですが、過去問を元に過去4回分の試験に挑戦。
中1の頃は難しいとも思わなかった問題ですら、実生活に使っていないとこんなにも忘れてしまうものなんだなーというのを実感orz
今回からは一次方程式や、円・扇形の図形などが登場します。
特に、図形では単体ではなく様々な形を組み合わせたようなものも出てくるので求め方もしっかり把握しよう。
比例・反比例の問題ではグラフの活用もあるのでしっかりと復習してくことが大切です。
家計簿以外での計算って久々だったからとてもいい頭の体操になりました!!