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少し珍しいモチーフですが、寺社に狼がいることがあります。
狼に限らず、寺社の境内ではよく色々な動物を見かけますね。
このような動物は神使(しんし:神様の使い)として崇められいます。
この記事では主に狼さんについて紹介していきます。
- “狼”のご利益
- 関係が深い神様や寺社など
狼のご利益や意味
第12第
古代日本においては、イノシシやシカなどが農作物を荒らしてしまうのですが、それを捕食する狼は人々にとって益獣なのです。
江戸時代にはオオカミの姿を祈祷札にした御眷属札が発行され、これが盗難・火難など様々な厄除けとして受け入れられ江戸を中心に広まっていきました。
主なご利益
- 盗難除け
- 火難除け
- 厄除け
他にも、犬と同様にお産が軽い事から子授けや安産にもよさようです。
実際三峰神社では子連れ狼の像を見ることもできます🐺
関係が深い神仏
日本武尊
祀られている主な寺社
第12第景行天皇の子で悲劇の英雄として知られています。
白いオオカミの逸話の他にも、亡くなった魂は白い鳥となり飛んで行ったという神話も。
- 三峰神社
- 武蔵御嶽神社
- 宮益御嶽神社
など
三峰神社は参拝したことがあり、今月末も行く予定があるので後程紹介しますね!!
まとめ
- 寺社にいるオオカミはあらゆる厄除けにご利益があります
いかがでしたか。今回は寺社にいるオオカミについて紹介致しました。
強いオオカミですが、派手な出で立ちの狛犬に比べるといささか貧相なデザインになりがち。
しかし、害獣を捕食するイメージで信仰を集めた狼はやはり強さの象徴です。
寺社には他にも沢山の動物たちがいますので、探してみても面白いですよ💡
今後は是非、気にしながら参拝してみてください。
- 神社の動物図鑑(二見書房)